はじめに
クラウドソーシングのメリットやデメリットはご存知ですか?インターネットで仕事を受注し、在宅で好きなタイミングに働けると聞くとメリットばかりのような気もしますが、もちろんデメリットも存在します。ここでは、クラウドソーシングのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングのメリットは、何といっても全国から数多くの仕事を簡単に受注することができることです。しかも報酬の支払いシステムが確立しているので、フリーランス稼業によくありがちな「請求書の発行を待ってくれ」「今回は予算がないけどこれだけの仕事をやってくれ」というようなクライアントの要求に応える必要がありません。また、インターネット上で全ての仕事が進行するため人間関係に悩むこともなければ、クライアントとの打ち合わせで時間を取られることもありません。文字通り、完全な在宅勤務も可能です。病気などで入院している時にクラウドソーシングを始めた、という人もいるぐらい、時間と場所を選ばずに働くことが可能です。
クラウドソーシングのデメリット
クラウドソーシングのデメリットとしては、クリエイター系、特にライター系の案件で報酬の安いものが多いことです。その為、仕事が欲しいばかりにやたらと低額の案件を受けてしまうことで消耗してしまうことがあります。また納期はきちんと守らなければ信頼を失ってしまいます。リアルマーケットのクライアントであれば、人間関係で待ってもらうことも可能なことがありますが、非対面で一度失った信頼を取り戻すことは難しく、仕事の減少につながるので注意が必要です。
引用元: 無料素材 足成
メリットがデメリットになるコミュニケーション
クラウドソーシングはインターネット上で仕事のやりとりを進めます。これは実に合理的でシンプルなのですが、時としてコミュニケーションエラーを起こすことに繋がりかねません。全ての職種についていえることは、仕事の仕様(レギュレーション)をきっちりと守り、不明な点はすぐに確認しつつ、間違いのないように仕事することが大切です。特に、デザイナーのように言葉だけではなかなかイメージが伝わりにくい業務の場合、スカイプなどを使って映像や会話でやりとりすることも必要でしょう。このコミュニケーションを軽視すると、思わぬトラブルに発展しかねません。
まとめ
クラウドソーシングはクライアントへの営業も比較的楽に行う事ができ、コミュニケーションもネット上で完結する、従来にはない新しい仕事のスタイルです。しかしそれだけに気をつけなければいけないことも多いのです。仕事を受注したら、自己管理を徹底して成果を上げ、その成果をもってクライアントの信頼を得ることで継続的に仕事をもらう…。そうした関係性を築くことが必要なのは、リアルな社会での仕事と同じなのです。