タダ働きさせようとする依頼人

 : 困ってます

２万文字のシナリオ制作の依頼を持ちかけられて引き受けたのですが、依頼人の情報が繰り返し後出しにされたり、難癖をつけて終了してくれなくて、困っています。

恋愛小説の制作でして、依頼人から資料をファイルにて送ってもらいました。
ファイルには「学校の先輩・後輩、会社の同僚、お見合いパーティーで出会った男女」などといくつか候補ありましたので、「学校の先輩・後輩」を選び、１万文字ほど下書きを書いた時に依頼人に提出しました。
ところが「すみません。学校の先輩・後輩は他のシナリオライターの方とかぶっています」と言われました。
そこではじめてこの依頼が他のシナリオライターにもされていて、資料も個人用ではなく、複数人向けだと知りました。

仕方なく「それでは会社の先輩・後輩に変更するのは大丈夫ですか？」と聞くと、「はい、大丈夫です」と返答がありましたので、結局書き直しました。
大幅に書き直すことになりまして、少し締切が遅れてしまいましたが、何とか２万文字完成したシナリオを提出しました。
すると今度は「すみません。会社を舞台にしたシナリオはすでに他の方が……」と言ってきたので、「下書き提出の時に確認した時にはそんなこと言ってなかったですよね？　これ以上書き直すのならば、有料になりますよ？」と言いました。

すると「それではシナリオはこれで良いですが、あらすじを書いてください」と言ってきました。
ですが「それは別の仕事に当たります。追加料金を請求しますよ？」と尋ねると、「あらすじを書いてもらわないと、報酬を支払うことはできません」と、あらすじ分をタダ働きさせようとしてきました。
「それは会社の違反行為に当たります」と注意をしましたら、「ではあらすじはもう結構ですから、シナリオのシーンを書き直してください」と、シーンの追加を言い出されました。
１シーンを追加するということで、「追加シーン分は有料になります」と言いましたら、「この程度の仕事で追加料金が発生するのですか？」と言い返されました。
打ち合わせにて「修正は１回までは無料ですが、２回目からは有料です。また追加シーンなども料金が発生します」と言ったのにも関わらず、「そちらの資料の解釈違いなので……」などと訳の分からないことを言い出して、またタダ働きの要求です。
「急ぎの仕事です」と依頼人は言いますが、その割には後から後から難癖をつけては終わらせようとはせず、無料で追加の仕事をやらせようとします。

こちらとしましてはすでに完成版を提出しているので、今更キャンセルされるとタダ働きになるのでイヤです。
しかし依頼人は何が何でも無料で追加の仕事をさせようとします。
みなさんでしたら、どうしますか？