マイルストーン

ポイントは柔軟性の担保と「途中で金銭が発生する」ことで双方の信頼関係をより強固なものとし、良い成果物の作成を目指す、ということにあると思います。

例えば「写真撮影」を例に取って考えますと

1「ロケ地・スタジオの選定・提案」
2「モデルの提案・手配」
3「現場での撮影結果の確認」
4「フォトショップなどの修正」
5「他画像との合成」

といった業務フローが考えられますよね。
この例で言うならば「最大4つのマイルストーン+業務終了時のお支払い」が考えられる、ということになるでしょうか。

勿論、マイルストーンを設けずに一括でのお支払いで終了するプロジェクトもあるでしょうけれど、中長期（一ヶ月くらい、あるいはそれ以上）の期間に渡って行われるプロジェクトの場合、総額予算が例えば10万なら４回に分けて25000円ずつ「マイルストーン」としてお支払いをする、という考え方です。

また、ロケハンが入ったり、スタジオやモデルさん抑えなどのマネジメント業務が発生するなどのように業務を進行するうちに当初予定していたタスクが発生した場合「じゃあ、これを●●円でお願い出来ますか」のように差し込むこともあったりすると思います。

委託側なら「委託業務は何処でセグメント化し、どのくらいの金額を途中で支払うのが妥当か（今後の仕事を気持ち良く進行して貰えるか）」を考える必要が出てくるでしょうし、受託側なら「此処で一回、マイルストーンとして金銭を受諾したい」と考えたり、提案しても良いと思います