外注ノウハウ

公開日: 2022.01.26 / 最終更新日: 2022.01.27

【2022年】オンライン秘書の料金相場

オンライン秘書とは、インターネットを介して経理・人事・秘書などの業務を実行してくれるサービスのことです。オンライン上でのミーティング・チャットなどを活用しながら仕事を進めるスタイルが特徴で、社内の人手不足を解消したい企業・生産性を向上したい企業などに多く利用されています。

今回は、オンライン秘書の料金相場や依頼できる業務の種類、オンライン秘書を利用するメリットのほか、おすすめのオンライン秘書サービスについても紹介します。

オンライン秘書の料金相場

オンライン秘書には、主に2種類の料金体系(月額制・従量制)があります。
月額制は、依頼業務に対してオンライン秘書が実際に稼働した時間を算出し、料金を計算する方法です。オンライン秘書の平均的な時給は2,000~4,000円であり、「稼働時間×時給」で月額料金を求めます。

また、依頼業務に応じて1か月あたり10万円・30万円・50万円などのプランを用意しているオンライン秘書サービスもあります。

【月額制の料金相場】
・1か月あたり5~20万円

従量制は、依頼する業務の内容やボリューム、難易度などに応じて料金を設定する方法です。依頼したい業務の量がそれほど多くない場合や、業務の難易度が高くない場合は月額制よりコストを抑えられるケースもあります。

【従量制の料金例】
・電話対応1件あたり200円、メール対応1件あたり150円など(依頼する件数に応じた金額を支払い)

オンライン秘書に頼める業務

次に、オンライン秘書に頼める業務にはどのようなものがあるか紹介します。依頼先によって対応できる業務の内容や範囲が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。

秘書業務

オンライン秘書には、以下のような秘書業務を依頼することができます。事務作業や顧客への対応、その他諸々の手配などのサポート業務に対応しているケースが多く、アポイント代行・スケジュール調整などを頼める場合もあります。

【依頼できる業務内容の例】
・事務作業(資料作成、名刺作成、データ入力など)
・顧客への各種対応(お礼状などの作成、贈答品の手配や配送など)
・翻訳/通訳(英語のメール対応・外国語の問い合わせ対応など)
・リサーチ(各種業務の調べ物の代行など)
・その他(出張の手配、会場や店の予約など)

経理業務

請求書・納品書などの資料作成や、記帳代行などの経理業務も依頼できます。オンライン秘書個人の知識やスキルにもよりますが、計算ツールや会計ソフトの導入・設定などをサポートしてもらえるケースもあります。

【依頼できる業務内容の例】
・経費の精算、領収書の発行
・帳票や伝票類の起票、会計ソフトへの入力、仕訳
・売掛や買掛の管理
・仕入れや在庫の管理
・振込代行

人事・総務関連業務

オンライン秘書の中には、採用・労務の専門知識や実務経験がある人材もいるため、入社・退社の手続きや勤怠管理、給与計算などの人事・総務関連業務を依頼することもできます。

【依頼できる業務内容の例】
・求人広告の作成や管理
・面接スケジュールの調整
・セミナー研修資料の作成
・入社や退社の手続き代行
・給与計算、勤怠管理

オウンドメディアの運用・管理

オウンドメディアの運用・管理などを依頼できるケースもあります。WordPressなどを用いて行うWebサイトの作成や更新作業、SNS運用代行のほか、ホームページの運用・画像編集・記事作成など、専門性の高い業務を依頼できる場合もあります。

【依頼できる業務内容の例】
・Webサイトの編集、更新作業
・投稿記事の作成、入稿作業
・SNSの運用代行
・ECサイトの運用代行
・売上や商品の管理

営業・マーケティングなどの業務補佐

リサーチ業務や提案書・企画書の作成など、営業・マーケティングなどの業務補佐に対応しているオンライン秘書へは、以下のような業務も依頼できます。

【依頼できる業務内容の例】
・データの収集、整理、更新作業
・最新情報のリサーチ
・提案書や企画書の作成
・メルマガ配信
・画像の加工や編集、Webデザイン代行

おすすめのオンライン秘書6選

続いて、おすすめのオンライン秘書サービスを紹介します。サービスごとに対応業務や料金体系、相場などが異なるため、事前に比較検討をしておきましょう。なお、紹介している金額はすべて税込表示となっています。

HELP YOU

株式会社ニットが運営する「HELP YOU」は、平均継続利用率98%を誇るオンラインアシスタントサービスです。総務・経理・人事・採用などの様々な業務に対応しており、営業サポート・ECサイトの管理・マーケティングの補佐業務などを依頼することもできます。複数人のチームによって業務を進める体制が特徴で、専属のディレクターが進行管理を行います。契約期間は6か月~となっているため、中長期的に業務を依頼したい場合に向いています。

【料金の例】
・人事、採用、総務などの業務を依頼できる通常プラン:月額11万円(実働時間は1か月あたり30時間)

CASTER BIZ

株式会社キャスターが運営する「CASTER BIZ」は、導入企業が2,000社を超えるオンラインアシスタントサービスです。高い採用倍率を通過した人材が在籍しており、ルーティンワークから専門分野の業務まで幅広く依頼できます。
多業種へのサポート実績があり、クリエイティブな業務(資料のデザイン・画像の編集など)や、オフライン業務の依頼相談も可能です。

【料金の例】
・幅広い業務を依頼できる6か月プラン:月額13万2,000円(実働時間:30時間/月)
・固定業務を依頼する12か月プラン:月額11万8,800円(実働時間:30時間/月)
・依頼内容に合わせたカスタムプランの作成も可能

スーパー秘書

ガイアモーレ株式会社が運営する「スーパー秘書」は、幅広いバックオフィス業務を依頼できるオンラインアシスタントサービスです。起業経験や個人事業主として独立した経験のあるスタッフが在籍しているため、ルーティンワーク以外の複雑な業務にも対応しており、スタートアップ企業や小規模企業のサポート業務も請け負っています。短期契約が可能(1か月単位から)で、料金体系にポイント制が導入されている点も特徴です。

【料金の例】
・初期費用:8万8,000円(初月のみ適用)
・ライトプラン:月額3万8,500円(実働時間:10時間/月)
・スタンダードプラン:月額6万500円(実働時間:18時間/月)
・デラックスプラン:月額9万2,400円(実働時間:31時間/月)

フジ子さん

フジア株式会社が運営する「フジ子さん」には大手企業の人事部や社長秘書の経験がある人材が在籍しており、さまざまなバックオフィス業務を依頼できます。最新のセキュリティソフトによるデータの暗号化や、記録媒体の持ち込み禁止など、情報漏洩防止対策にもり方を入れています。
1週間(実働2時間)の無料トライアルが用意されており、各プランの料金も比較的リーズナブルですが、契約が自動更新される点・解約には1か月前の連絡が必要な点などには注意が必要です。

【1か月契約のプラン料金の例】
・PLAN20:月額5万1,700円(実働時間:20時間/月)
・PLAN30:月額7万5,900円(実働時間:30時間/月)
・PLAN50:月額10万8,900円(実働時間:50時間/月)

【時間単価の例】
・月50時間プラン:時給2,000円ほど
・月80時間プラン:時給1,855~2,200円ほど
・月160時間プラン:時給1,390~2,000円ほど

メリービズ

メリービズ」は、経理に特化したオンラインアシスタントサービス(バーチャル経理アシスタント)です。大手企業にも利用されており、経費の精算・帳票・仕訳入力・請求書発行などの基本的な経理業務から、売掛/買掛管理や月次決算の代行、クラウドツールの導入サポートなどの専門業務まで依頼可能です。
freee会計・弥生会計・勘定奉行・PCA会計DXなど、30種類以上の会計ソフトに対応している点、大規模企業の経理にも対応している点などが特徴で、依頼内容や企業の従業員数に応じて料金を見積もり・決定します。

【料金の目安】
・月額15~300万円(依頼業務、企業の規模によって異なる)

クラウドワークス

オンライン秘書を依頼したい際は、クラウドソーシング(仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービス)を活用することもできます。

なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が400万人を超えており、高度なスキルや専門知識を有する人材を探すことができます。経理・人事・秘書などの仕事カテゴリが用意されており、保有スキルや資格などでワーカーを絞込検索することもできるため、業務経験の豊富な人材や特定分野に精通した人材を探しやすくなっています。

【料金の目安】
・月額1~5万円(実働時間:10~25時間/月)
・時間単価で依頼する場合:1,000~2,000円

依頼内容や契約期間、個人のスキルなどによって料金相場は変わりますが、他の外注先よりもコストを抑えて依頼できます。また、短期から中長期までの依頼に対応しており、特定の業務を繁忙期のみ依頼する・秘書業務全般をまとめて任せるなど、柔軟な発注が可能です。

秘書業務を依頼できるワーカー一覧をチェックする

オンライン秘書のメリット

続いて、オンライン秘書を利用するメリットをいくつか紹介します。

採用・育成コストが削減できる

新入社員・派遣社員などを雇用する場合、求人広告費や仲介会社への手数料、入社手続きのための人件費などといった採用コストが発生します。また、賞与や福利厚生費、その他費用(労災保険料・雇用保険料・社会保険料など)を自社で負担する必要があります。
その点、オンライン秘書の多くは外部委託という形で仕事を依頼するため、これらの費用をカットできる点がメリットです。

また、オンライン秘書サービスには業務経験の豊富な人材が揃っているため、自社で教育・育成コストをかけずに即戦力となる人材を確保できます。

高スキルな人材に依頼できる

オンライン秘書には、通常のバックオフィス業務だけでなく、高度なスキルや専門知識が必要とされる業務を依頼できるケースもあります。
スキルの高いオンライン秘書へ依頼したい場合は、大手企業への勤務経験がある人材や、簿記・秘書検定・英語検定・情報関連資格などを取得している人材が多く登録しているオンライン秘書サービスを選ぶと良いでしょう。

秘書検定2級の人材を検索できる「クラウドワークス」の例

テレワークに対応できる

オンライン秘書はリモートで業務を行うことが前提となるため、テレワークにも使えるツールやシステムなどが揃っているケースが一般的です。改めてツールやシステムを導入する手間や費用がかからず、オンラインでの業務に慣れている人材が多いため、テレワーク下でもスムーズな業務進行が期待できます。
また、リモートで業務を行う手順が確立されていたり、リモート業務のノウハウが豊富であったりする点もメリットといえ、テレワーク導入のアドバイスを受けられる場合もあります。

業務の安定化につながる

企業において社員が急に休職・退職した場合、業務が滞るリスクや引き継ぎ(または人材育成)の手間が発生します。一方、業務の知識やノウハウを持っているオンライン秘書へ依頼すれば、社内に欠員が出た場合でも安定的に業務を進めることができます。
対応可能な業務はオンライン秘書によって異なるため、依頼前に問い合わせを行い、スキルのミスマッチが起こらないようにしておきましょう。


オンライン秘書は、自社が依頼したい業務を・必要なタイミングで・適した人材に依頼できるサービスです。採用コストや雇用コストなどを抑えることもできるため、バックオフィス業務をまとめて任せたい・専門スキルのある人材を探している・月末の繁忙期だけ事務作業を依頼したいなどといった場合には、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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クラウドソーシングTimes編集部
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