外注ノウハウ

公開日: 2022.10.31

【2022年】タイ語翻訳の料金相場

今回は、タイ語翻訳の料金相場や費用の決まり方、タイ語翻訳を依頼する際のポイント、おすすめの依頼先を紹介します。タイ語専門の翻訳会社・タイ語を得意とする翻訳会社などもあるように、タイ語は需要は高い言語といえます。また、タイ語は習得に時間がかかる難しい言語でもあるため、ビジネスシーンなどでタイ語を翻訳する際には信頼のおける翻訳者へ依頼することをおすすめします。

タイ語翻訳の料金相場

タイ語翻訳を外注する際は、「日本語1文字あたりの単価」あるいは「タイ語1ワードあたりの単価」で翻訳料金を算出します。

・日本語の単価:1文字あたり10~18円
・タイ語の単価:1ワードあたり15~30円

また、翻訳を依頼したい原稿の種類(一般文書・専門文書・公的文書)によって単価が変わるため、以下のような料金相場になります。

【翻訳依頼時の料金相場】 ※原稿用紙1枚(400文字/180~200ワード)の料金相場
◆一般的な文書(手紙、書籍、観光パンフレットなど)
日本語→タイ語の翻訳:4,000~5,000円
タイ語→日本語の翻訳:3,000~4,000円

◆専門的な文書(ビジネス文書、研修マニュアル、学術論文など)
日本語→タイ語の翻訳:5,000~6,000円
タイ語→日本語の翻訳:4,000~5,000円

◆公的な文書(申請書、契約書、特許書類など)
日本語→タイ語の翻訳:6,000~7,000円
タイ語→日本語の翻訳:5,000~6,000円

タイ語は「バイト」という単位で数えることもあります。原稿用紙1枚は、日本語400字=タイ語180~200ワード=タイ語1000バイトで換算するため、タイ語1バイトあたりの料金相場は3~6円程度になります。

タイ語翻訳の費用相場はどう決まる?

続いて、タイ語翻訳の費用相場の決まり方を紹介します。

翻訳対象の分量(文字数・単語数など)

タイ語翻訳の費用は、翻訳する原稿の分量(文字数・ワード数など)に応じて決まります。
訳文(翻訳後の原稿)の分量が予測できる場合、翻訳した後に「訳文の分量×単価」で費用を算出するケースが一般的です。
訳文がどれくらいの分量になるか予測できない場合は、翻訳する前の「原文の分量×単価」で費用を算出します。

また、ミニマムチャージ(最低依頼料金)の有無によって料金が変わることもあります。通常であれば、文字単価15円で400文字のタイ語翻訳を依頼すると翻訳費用は6,000円です。しかし、ミニマムチャージを1万円に設定している依頼先の場合、上記の条件で翻訳を依頼するとミニマムチャージが適用されるため、翻訳費用は1万円となります。
少量のタイ語翻訳を依頼する場合は、ミニマムチャージの有無によって料金が変わるので注意しましょう。

翻訳の難易度

翻訳の難易度に応じて、1文字(1ワード)あたりの単価が変わるケースはよく見られます。タイ語の利用者は6,000万人程度とされており、ややマイナーな言語といえます。翻訳者の人数も少なく、翻訳の難易度が高いことも特徴です。

タイ語が難しいといわれる理由はいくつかあります。まず、タイ語はシャム文字(タイ文字)で表記されるため、読み慣れていないと文字なのか記号なのか判別しづらいという点です。また、日本語や英語とは発音が大きく異なるため、聞き取りも容易ではありません。

とくに、専門用語・固有名詞・人名・地名などが多い文書の翻訳には高度な知識やスキルが必要となり、相場より費用が高くなるため、依頼時には注意が必要です。翻訳の難易度が高い場合は依頼を断られるケースもあるため、対応可能な文書の種類・翻訳難易度などを事前に確認しておきましょう。

納期

翻訳の納期も費用を左右する要素といえます。短納期で依頼すると、高スキルな翻訳者が担当したり、複数人で翻訳作業を分担したりするケースが多く、その分翻訳料金が割高になります。納期に応じて、1文字(1ワード)あたり3~4円程度の割増料金がかかる場合もあるため、余裕のあるスケジュールで依頼しましょう。
一般的な納期の目安は、2000文字以内の原稿であれば「1~3営業日程度」、2000~1万文字の場合は「4~6営業日程度」です。

原稿の形式

翻訳を依頼する際、依頼原稿の形式によって費用が変わることもあります。原稿の形式がテキストデータ(Word・Excel・PDFなど)の場合は、ツールなどを用いて文字数・単語数を自動カウントできるため、短時間で見積もりを作成できます。
その一方、手書きの原稿・音声データの場合は、文字を書き起こしたり手動でカウントしたりする手間がかかるため、料金が高くなります。

翻訳の依頼先によっては、「テキストデータのみ対応可」のように原稿の形式が限定される場合もあるため、対応可能な原稿の形式を事前に確認しましょう。

校正やネイティブチェックの有無

ネイティブチェックとは、より自然なタイ語に仕上げる作業のことです。例えば、タイ語には男性語尾・女性語尾という独自のルールがあります。以下の例のように、タイ語の挨拶(サワディー)の語尾を使い分けると、現地の人が読んでも違和感のない丁寧な言い方になります。

男性の場合:サワディー クラップ(プは発音しない場合もある)
女性の場合:サワディー カー

ネイティブチェックを依頼すると、タイ語を母国語とする人が精度の高い訳文へと仕上げてくれるため、より自然なタイ語になります。ネイティブチェックの主な作業は、文章の校正や文法・スペルのチェックなどであり、通常の翻訳料金に加えて「ネイティブチェック料金」や「校正料金」が別途かかるケースが一般的です。

タイ語翻訳を依頼する際のポイント

ここでは、タイ語翻訳を依頼する際のポイントをいくつか紹介します。

法定翻訳に対応しているか 

法定翻訳とは、翻訳の品質を国が保証する制度のことです。国から権限を与えられた一部の翻訳者のみが対応できます。法定翻訳が必要となるのは、タイ大使館や日本の出入国在留管理庁へ宛てて公的文書(戸籍謄本・住民票・会社登記簿など)や、私的文書(公的文書を翻訳した文書を含む)を提出する場合などです。
タイ王国はハーグ条約に加盟していないため、タイ大使館から法定翻訳に対応できる翻訳会社や翻訳者を指定されるケース、アポスティーユ(※1)や法定翻訳査証(※2)の取得を求められるケースがあります。そのため、法定翻訳を依頼する際は、法定翻訳者の指定はあるか、アポスティーユや法定翻訳査証の取得が必要かなどの点について、タイ大使館や領事館へ事前確認を行いましょう。

(※1)アポスティーユとは、ハーグ条約(外国公文書の認証を不要とする条約)にもとづく外務省の証明のこと
(※2)法定翻訳査証とは、原本の日本語と訳文のタイ語が同じ内容である旨が記載された証明書のこと

文法や発音の地域差に対応しているか

タイ語は、カンボジアやマレーシア、ミャンマーなどの東南アジアの一部でも話されており、タイ系の諸民族が話す関連言語(ラオス語など)を含むこともあります。タイの公用語は、首都バンコクなどで話されているタイ語(中央タイ語)ですが、中央タイ語以外に、以下のような方言が数十種類以上もあるとされています。

【タイ語の方言の例】
・タイ北部:北タイ語、チェンマイ語
・タイ南部:南タイ語
・タイ東北部:イサーン語

タイ語は地域差によって通じないことや、方言による言い回しの違いなどが多くあります。そのため、翻訳時に反映してほしい地域がある場合は事前に伝えて、文法や発音の細かな違いに対応できる翻訳者を選ぶようにしましょう。

タイ語翻訳の依頼は「クラウドワークス」へ

タイ語翻訳の依頼先はいくつかありますが、おすすめはクラウドソーシングサービス(※)を利用する方法です。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が480万人を超えており、タイ語翻訳を得意とするプロの翻訳者も多数登録しています。

各ワーカーのプロフィールを見れば、タイ語翻訳の実績や得意ジャンル、対応可能文書、目安料金などを確認できるため、依頼する条件に合った人材を探すことができます。さまざまな言語の翻訳に対応できる人材が登録しているため、日本語→タイ語・タイ語→日本語の翻訳だけでなく、英語→タイ語、タイ語→多言語などの翻訳も依頼可能です。

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また、映像翻訳・メディア翻訳・出版翻訳など、タイ語翻訳を依頼する目的や用途に合わせて登録ワーカーを絞り込み検索することもできます。そのほか、タイ語を話せる人に海外コールセンターの代行を任せたり、依頼したい業務(タイ語の校正のみ・ネイティブチェックのみなど)を部分的に依頼することも可能です。

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