外注ノウハウ
公開日: 2025.07.23 / 最終更新日: 2026.01.12

【2026最新】記帳代行の料金相場や発注事例を紹介

記帳代行サービスへ依頼する際の相場は、1仕訳あたり50~100円程度です。ただし、発注する仕訳数や依頼範囲、依頼先などによって料金が異なります。今回は、記帳代行に依頼できることや詳しい料金相場、記帳代行に依頼するメリット・デメリット、丸投げしたい際の依頼方法などを紹介します。

記帳代行とは

記帳代行とは、税務申告の際に必要となる帳簿(仕訳帳・現金出納帳・総勘定元帳など)の作成を代行してくれるサービス・業者・個人などのことです。
通帳のコピーや請求書の控え、領収書などの必要書類を依頼先へ提出すれば、仕訳したうえで会計ソフトに入力し、帳簿を作成してくれます。

記帳代行と類似したサービスとして「経理代行」があります。
経理代行は、記帳に関する業務だけでなく、給与計算や領収書の精算、請求書の発行、入出金管理といった経理の業務全般を代行するサービスです。経理代行については、以下のページをご参照ください。

関連記事:経理代行とは?頼める業務やメリット、依頼先を選ぶポイントも紹介

依頼できる内容

記帳代行に依頼できる主な業務と内容は、次のとおりです。

業務 内容
会計ソフトへの入力 必要書類をもとに、会計ソフトに仕訳を入力する作業
帳簿の作成 現金出納帳・総勘定元帳などの帳簿を作成する作業
書類の整理 領収書や請求書などを整理し、ファイリングする作業

領収書などの必要書類を提出すれば、正しい勘定科目への仕訳、総勘定元帳への転記、試算表の作成などを一貫して任せることができます。
また、依頼先によっては、税務関連の業務(決算申告・年末調整など)を代行してくれる場合もあります。

依頼するメリット・デメリット

記帳代行に依頼するメリットは、次のとおりです。

・帳簿の品質が上がる
・従業員の負担を軽減できる
・コスト削減につながる

税理士などが所属している記帳代行に依頼すれば、品質の高い帳簿を作成することができ、税務調査への不安が軽減されることがメリットです。社内の経理担当者の負担を減らしつつ、税制の改正などにも対応してもらうことができます。
また、記帳を外注化すれば、新たに経理担当者を雇用する必要がなくなるため、採用に関するコスト(人件費・教育費など)の削減につながります。

一方で、記帳代行に依頼するデメリットとして、次のような点が挙げられます。

・社内にノウハウが蓄積されない
・納品されるまでに時間がかかる

記帳代行を依頼するデメリットは、自社にノウハウが蓄積されにくいことです。社内で記帳を行う機会が減ることで、従業員のスキルが向上しにくくなります。
また、記帳に関する業務をすべて依頼したい場合、仕訳帳や試算表が納品されるまでに2~3カ月かかるケースがある点もデメリットです。一般的な納期は数日~2週間程度ですが、依頼先や依頼する範囲によって完了までの日数が異なるため、事前に確認しておきましょう。

【仕訳別】記帳代行の料金相場

記帳代行の料金は、仕訳数(領収書や伝票の枚数)によって決まることがほとんどです。1仕訳あたりの料金(仕訳単価)が設定されている場合が多く、1仕訳あたり50〜100円が相場です。

仕訳数 月額料金の目安
100以下 1万円程度
101~200 1万5,000円程度
201~300 2万円程度
301~400 2万5,000円程度
401~ 3万円~

月額料金制を設定している記帳代行では、「一定数の仕訳数までは基本料金で対応する」というケースが一般的です。
たとえば、月額2万円(300仕訳まで対応)というプランの場合、300仕訳を超えた分は追加料金が発生したり、1仕訳あたりの料金が加算されたりします。

【依頼先別】記帳代行の料金相場

記帳代行の料金は仕訳数に応じて変わりますが、料金体系は依頼先によって異なります。
ここでは、記帳代行の代表的な依頼先について、それぞれの特徴や料金相場を紹介します。

依頼先 料金相場
記帳代行業者 月額6,000円~2万円程度
税理士 月額3万円~
クラウドソーシングサービス 時給1,500~2,000円程度

記帳代行業者

記帳代行業者とは、記帳代行を専門的に請け負う業者のことです。仕訳や帳簿作成、会計ソフトへの入力などの業務を代行してくれます。費用相場は仕訳数などに応じて変動し、時間制で料金が設定されている場合もあります。

【記帳代行の費用相場】
・月間100~250件程度の記帳代行の場合:月額6,000円~2万円程度
・時間制の料金設定の場合:1時間あたり2,000~3,000円程度

なお、依頼内容によっては追加料金が発生するケースもあります。社内の部門別に仕訳を依頼したり、領収書・請求書のファイリングを依頼したりする場合、オプション料金が加算されることがあるため、対応範囲や追加料金の有無を確認しておきましょう。

税理士

記帳代行を税理士へ依頼することも可能です。税理士事務所と顧問契約を結ぶケースが一般的で、月額の顧問料を支払う形式で記帳関連業務を代行してもらいます。

【記帳代行を含む顧問料の費用相場】
・法人の場合:月額4万円~
・個人事業主の場合:月額3万円~

法人の相場金額はあくまで目安であり、小規模事業者(従業員数10名以下など)の場合は上記の金額より割安になります。企業規模が大きいほど記帳の工数が増えるため、従業員が多い法人は相場よりも料金が高くなります。
なお、税理士は独占業務(税務書類の作成など)を実施できるため、決算申告や年末調整の代行、税務相談などを依頼することも可能です。

【参考】記帳代行を税理士に「丸投げ」するポイント

記帳代行の丸投げとは、記帳から申告までのプロセスを、税理士にまとめて委託することです。
丸投げで依頼する場合、日常的な記帳作業から会計ソフトへの入力、年末の決算、税務申告の作成、財務戦略のアドバイスなどを一貫して任せることができます。

また、「日々の現金取引記録である「現金出納帳」だけは自社で記帳し、それ以外の業務をすべて任せる」という、丸投げに近い依頼もできます。
どこまでを自社で行い、どこからを外注するかによって料金が変動するため、社内で対応する範囲・外注する範囲を明確にしておく必要があります。

丸投げの料金は、月額の顧問料として数万円~が相場になりますが、仕訳数や対応可能日数によって金額は異なるため、料金や納期などを事前に確認しておきましょう。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、仕事を依頼したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。さまざまなスキル・実績を持つ人材を広く探すことができ、フリーランスの税理士や経理経験者への依頼も可能です。

【記帳代行の費用相場】
・時間制の料金設定の場合:時給1,500~2,000円程度

仕訳数に応じた報酬を設定する場合もありますが、時間単価制で契約するケースが多く、短期間や単発で依頼することもできます。
経理・会計に詳しい人材が登録しているクラウドソーシングサービスであれば、経理業務(領収書の精算、伝票の作成・記帳、請求書の発行など)を依頼することも可能です。

クラウドソーシングサービスについては、記事の最後に詳しく紹介していますので、そちらもご参照ください。

記帳代行の依頼方法

記帳代行を依頼する際は、以下のような手順で進めます。

①依頼先へ問い合わせを行う
②見積もり料金を確認する
③業務委託契約を締結する
④必要書類を提出する
⑤記帳結果を確認する

まずは依頼先に連絡し、どのような内容を依頼したいかを相談しましょう。
その後、記帳代行の料金や納期、サポート範囲について説明してもらい、概算の見積もりを確認します。
双方が合意したら業務委託契約を締結し、通帳のコピーなどの必要書類を渡すという流れが一般的です。
記帳が完了したら、会計ソフトの画面などでデータが正確かどうかをチェックし、依頼先から伝達事項がある場合は内容を確認します。

記帳代行を依頼する詳しい手順やおすすめの依頼先などについては、以下のページにまとめています。

関連記事:記帳代行の費用相場や依頼手順を徹底解説!おすすめ9社を紹介

記帳代行依頼なら「クラウドワークス」が便利!

記帳代行を依頼する場合、比較的安くスムーズに依頼できるクラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。
なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録者数500万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材を広く探すことができます。

どんな人に依頼できる?

クラウドワークスにはさまざまな人材が登録しており、大手企業の元経理担当や、フリーランスで活動する税理士などの有資格者を探すことができます。
経理・会計に詳しい人材や、秘書代行の経験豊富な人材もいるため、事務関連の仕事を幅広く依頼することができます。

また、定められた基準を満たした人のみが認定される「プロクラウドワーカー」のような高スキル人材に記帳代行を依頼することも可能です。

クラウドワークスに依頼するメリット

クラウドワークスのメリットは、記帳代行業者や税理士事務所より低料金で依頼できることです。他の依頼先へ記帳代行を頼む場合、月額数万円~(あるいは時給換算で2,000~3,000円)が相場ですが、クラウドワークスは時給1,500~2,000円程度で記帳代行関連のさまざまな仕事を依頼できます。

また、登録ワーカーのプロフィールを見れば、実績やスキル、保有資格、他クライアントからの評価、使用可能ツールなどを確認できるため、依頼先を比較・検討しやすいこともメリットです。
依頼内容の相談・契約手続き・ファイルの送受信・修正依頼・報酬の支払いなどの一連の流れがオンライン上で完結するため、スムーズに依頼できます。

そのほか、記帳代行業務を部分的に依頼できることもメリットです。
たとえば、現金出納帳の記帳だけ依頼したい、会計ソフトへの入力のみ代行してほしい、請求書や領収書の整理を任せたいなど、自社の要望に合わせて柔軟に相談できます。
1回のみの単発でも依頼できるため、繁忙期のみ人員を増やしたい場合などにも活用でき、気に入ったワーカーがいた場合は、中長期で業務を依頼することも可能です。

クラウドワークスでの発注事例

最後に、クラウドワークスでの発注事例をいくつか紹介します。

①記帳や経理作業の代行を依頼できる方募集
概要:仕訳数500~1,000件程度の記帳代行を依頼したい
内容:給料や所得税の集計、銀行取引データをもとに振替伝票の作成など
報酬:時給1,500~2,000円/月の稼働時間40h程度

②月次決算業務を任せられる方募集
概要:毎月25日までに前月分の試算表を作成してほしい
内容:支払請求書の回収、会計ソフトfreeeへの記帳代行など
報酬:時給1,500円~/月の稼働時間80h程度

③【決算業務の経験がある方限定】経理代行の依頼
概要:経理や決算に関する業務を幅広く依頼したい
内容:仕訳・記帳、支払・請求関連業務、Excelを用いたデータ管理など
報酬:時給2,000円/月の稼働時間:応相談(依頼内容による)

④ビジネスパートナーとして長期的に依頼できる税理士の方募集
概要:帳簿作成を効率化するサービスの監修をしてほしい
内容:経費項目の確認、帳簿データや税務に関するアドバイスなど
報酬:クライアント1件あたり5,000円

⑤確定申告の代行を任せられる税理士募集
概要:自社サービスのユーザーの確定申告代行を任せたい
内容:記帳済データの確認、所得税確定申告書の作成、e-Taxの提出など
報酬:確定申告代行1件あたり1万5,000円

そのほか、記帳代行に関連した発注事例も多数あります。

・事務代行(データ入力や書類整理、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・経理代行(仕訳や記帳、給与計算、領収書の精算など):時給1,000~1,500円
・秘書代行(スケジュール調整や出張手配、資料作成など):時給1,500~3,000円

「記帳代行」の発注状況をチェック!
クラウドワークスで現在発注されているのはどんな仕事?
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クラウドソーシングTimes編集部
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