外注ノウハウ
公開日: 2020.07.08 / 最終更新日: 2023.11.20

フリーカメラマンの相場は?撮影内容ごとの報酬目安はいくら?

自社のWebサイトや商品のカタログ、業務上の資料を作成する際など、さまざまなシーン・用途で写真が必要となります。では、フリーカメラマンに撮影を依頼するといくらかかるのでしょうか?今回は、報酬の計算基準や撮影内容別の料金相場、カメラマンへの便利な依頼方法などを紹介します。

希望に合うフリーカメラマンを見つけるには?
希望のテイストで写真を撮ってくれるカメラマン、近くに住んでいるカメラマン、相場より安く依頼できるカメラマンをすぐに探せる!▶仕事を依頼できるカメラマン一覧を見てみる

フリーカメラマンの相場はどう決まる?


フリーカメラマンに依頼する場合、報酬の算定基準は大きく分けて「撮影時間基準」と「カット数・ページ数基準」の2通りです。

カメラマンへ撮影を依頼する際の流れや注意点について詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。
関連記事:写真撮影を依頼するポイントは?相場金額やカメラマンの選び方も解説!

撮影時間基準

「撮影時間基準」とは、撮影した時間あたりの料金で算出する方法です。撮影内容やディレクションの有無などによって金額は変わりますが、撮影を半日依頼した場合の目安は2~3万円丸1日では5万円前後が相場です。
撮影を依頼したい写真の数が多いのであれば、時間基準のほうがコストパフォーマンスは良くなると言えます。

カット数やページ数基準

「カット数・ページ数基準」の算出方法とは、1カットあたり、ないしは1ページあたりの金額によって料金を計算する方法です。一般的には商品撮影で1カットあたり2,000円~1万円1ページあたりでは1~3万円が相場です。
有名なカメラマンへの依頼や、雑誌広告のイメージカットなど誌面で大きく写真を使用するケースでは、ページ基準での支払いが一般的です。また、カメラマンによっては最低カット数や最低ページ数を提示されるケースもあります。

撮影内容別・フリーカメラマンの相場金額


次に、撮影の内容やシーンに応じたカメラマンへの依頼金額相場を紹介します。

イベント

企業の入社式やセミナー、展示会、パーティーなどのイベントでは、カメラマンに撮影を依頼すると高画質で臨場感あふれる写真を残すことができます。

プロのカメラマンに依頼する場合は、4時間で4~5万円程度が相場です。フリーのカメラマンに依頼すると、1日1万円前後で依頼できることもあります。どちらも、遠方や早朝・深夜などの撮影には別途費用がかかるケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

商品撮影

スタジオ内で行う商品の撮影をプロのカメラマンに依頼すると、1点2,000円~1万円が相場です。フリーカメラマンに依頼すると、1カット1,000円程度から撮影してくれるケースもあります。
点数が多くなると割引を適用してくれる場合がある一方、出張を伴う撮影や商品に演出をくわえる撮影には別途費用がかかることもあり、費用設定はカメラマンによって異なります。

ホームページ用写真

企業のコーポレートサイトやホームページで使うような写真は、社屋の外観や部署環境、社員紹介、イベント風景など、撮影シチュエーションが多岐にわたります。そのため、撮影時間基準で料金を支払うことが一般的で、プロのカメラマンに依頼すると半日で2~3万円1日で5万円前後が相場です。フリーカメラマンだと2~3割ほど安価で依頼できることあります。

なお、ホームページ用の写真撮影は、Web制作会社、デザイン会社などへ依頼することもできます。
依頼先の選び方は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。
関連記事:ホームページ制作会社の選び方を失敗しないために!チェックすべき点は?

関連記事:失敗しないデザイン会社の選び方!注目すべきポイントはどこにある?

物件写真

新築戸建てやマンション、ホテル・旅館、商業施設などの物件写真は、建築物の仕様によって効果的な撮影方法が異なります。そのため、技術と経験のあるカメラマンへ依頼するのがおすすめです。

建築物専門のカメラマンに依頼した場合の相場は以下の通りです。フリーカメラマンに依頼すると相場より安価に依頼できることもあります。

・戸建て50カット前後で45,000円~
・マンション30カットで35,000円~
・大型商業施設80カットで80,000円~
※青空や背景の合成、窓への写り込み消去加工などもあわせて依頼したい場合、別途費用がかかります。

結婚式

結婚式の撮影は友人などに依頼することも可能ですが、撮影のタイミングやポジションを熟知しているカメラマンに依頼とクオリティの高い写真を残すことができます。

結婚式の撮影には「前撮り」と「当日」の2つの種類があります。
式場専属のカメラマンに当日撮影を依頼した場合、料金は20~30万円(カット数制限あり)が相場となります。前撮り料金は屋外か屋内か、衣装は式場レンタルか持ち込みかなどの条件によって大きく異なるため、事前確認が必要です。
一方、フリーのカメラマンへ依頼すると、カット数に制限なく撮影時間基準で依頼できる場合が多く、3~15万円前後が相場です。前撮り料金の相場は、屋外で5~10万円、屋内で1万円前後(1衣装につき)です。

撮影以外に発生する可能性のあるコスト


続いて、撮影料金以外に発生する可能性のあるコストについて紹介します。
各コストがいくらかかるのかは以下の記事にもまとめてありますのでご参照ください。

関連記事:写真撮影を依頼するポイントは?相場金額やカメラマンの選び方も解説!

機材費

一般的に、プロのカメラマンは撮影に関する機材はすべて用意できますが、撮影内容によっては望遠レンズなどの特殊なカメラ・機材や、照明の追加レンタルなどが必要な場合もあり、機材費・機材手配費が追加料金となることもあります。また、機材の量が多くなると機材運搬用の車両費がかかることもあります。

ディレクション費

簡単な商品撮影ではなく、モデルやヘアメイク、スタイリスト、スタジオの手配、スケジュール管理などが必要な場合は、進行管理費となるディレクション費を別途請求される可能性もあります。カメラマンによってディレクション費も変わるので、事前に確認が必要です。

交通費

遠方で撮影が行われるとなると、交通費や宿泊費などを含む出張費が発生します。撮影費は撮影場所や撮影する内容・シーン、撮影数、必要な機材・備品、関わる人などによって大きく変わりますが、遠方撮影となると機材や人の移動費もかかるので注意しましょう。

レタッチ費

レタッチとは、写真に写りこんだ不要物を削除したり、明度や彩度を調整したり、合成を行ったりする作業全般を指します。撮影した写真に修正や補正、加工、合成が必要になるとレタッチ費用がかかる場合があります。レタッチ費が発生するのかどうかはカメラマンによるため、事前に確認しておきましょう。

写真撮影の依頼なら「クラウドワークス」へ

スキルのあるカメラマンに費用を抑えながら撮影を依頼したい場合、クラウドソーシングサービスを活用する方法もあります。

なかでもおすすめなのが、業界最大手の「クラウドワークス」です。
クラウドワークスには写真撮影のスキルをもつカメラマンが多数登録しており、少量の撮影でも気軽に依頼できるのがメリットです。登録しているカメラマンは1人ひとり経歴が異なり、実績や評価を確認しながら希望にそったカメラマンを見つけることができます。

「イベント」「ブライダル」「関東」などのキーワードを入力して検索すれば、得意分野や対応可能地域に応じてカメラマンを絞り込むことも可能です。

写真撮影を依頼できる人材は10,000名以上!実際のプロフィールはこちら

クラウドワークスで過去に発注された写真関連のお仕事として、
・プロフィール写真のレタッチ(レタッチのみ)
・スポーツチームへ数日間密着した写真撮影
・企業ホームページへ掲載する写真のコンペ などの例があります。
コンペについて詳しくはこちら

どのような依頼であっても柔軟に対応してくれるカメラマン、相場以下の価格で依頼できるカメラマンなどを手軽に探せるため、クラウドワークスの活用を検討してみてはいかがでしょうか?

クラウドワークスの発注相場一覧表はこちら

クラウドワークスの使い方や事例、発注相場がわかる資料をダウンロードする

クラウドワークスのサービス資料
サービス特徴、活用事例、発注相場などを紹介しています。

本資料ではクラウドワークスの特徴、事例、使い方、ワーカーの属性、発注相場などサービスの情報をまとめています。

【こんな方におすすめ】
・サービスを詳しく知りたい
・外部人材の活用を検討したい
・発注相場や事例を知りたい

coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

コメントは受け付けていません。