外注ノウハウ
公開日: 2020.07.08 / 最終更新日: 2024.11.15

【シーン別・プロ/アマ別】カメラマンに撮影を頼むときの費用相場を詳しく紹介!

カメラマンに撮影を依頼する場合、撮影時間やカット数などによって費用が大きく変わります。今回は、カメラマンの費用相場や料金の決まり方、撮影以外でかかるコスト、写真撮影のおすすめの依頼先などを紹介します。

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カメラマンへ撮影を依頼したいシチュエーション

カメラマンに撮影を依頼するシチュエーションは、「プライベートの記念写真」と「ビジネス用途での撮影」に大きく分かれます。

【プライベートの記念写真の例】
・子どものお宮参りや七五三、成人式などの写真撮影
・修学旅行や卒業式、同窓会などのイベントの写真撮影
・結婚式や披露宴、二次会の写真撮影

【ビジネス用途での撮影の例】
・ECサイトで使う商品の撮影(自社商品やフードの物撮りなど)
・雑誌やWeb媒体に掲載する広告、イメージ写真の撮影
・タレントなどの宣材写真の撮影

プライベートでは、「子どもの成長記録として写真を残したい」「自分や家族の祝い事の記念写真を撮りたい」といった場合に、カメラマンへ撮影を依頼するケースが多くあります。

ビジネスシーンでは、「多くの人の目に触れるものなのでクオリティの高い写真にしたい」「長く掲載する写真の撮影をプロに任せたい」場合などに外注するケースが一般的です。

カメラマンの撮影料金はどう決まる?

カメラマンの撮影料金は、「撮影した写真の枚数」によって料金が決まるケースと、「撮影にかかった時間」で料金を算出するケースがあります。

撮影する写真の枚数

カメラマンの撮影料金は、撮影する写真の枚数(カット数)で料金が決まります。雑誌広告のように誌面で大きく写真を使用する場合、ページ数あたりの料金になることもあります。

【カット数、ページ数で料金が決まる場合】
・1カットあたり3,000円~1万5,000円程度
・1ページあたり1~3万円程度

なお、プロのカメラマンと、フリーランスのカメラマン(アマチュア含む)によって料金設定が異なり、有名なカメラマンに依頼する場合、相場より高額になることもあります。

撮影にかかる時間

撮影の内容によっては、「1時間あたり◯万円」のようにカメラマンの拘束時間で料金を算出するケースもあります。依頼するカット数が多い場合(商品の物撮りを大量に依頼したい場合など)は、時間料金のほうがコストパフォーマンスが期待できるでしょう。

【撮影時間で料金が決まる場合】
・半日の撮影(約2~3時間):2~4万程度
・1日がかりの撮影:5~10万円程度

写真撮影を依頼する流れや注意点、カメラマンを選ぶポイントなどについては、以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:写真撮影を依頼するポイントは?相場金額やカメラマンの選び方も解説!

カメラマンの費用相場【撮影の内容・シーン別】

カメラマンの費用相場は、以下のような撮影の内容・シーンによって料金が異なります。

撮影の内容・シーン

費用相場

イベント会場での撮影

1日あたり3~10万円

スタジオでの撮影

1カットあたり5,000円〜3万円

物件の撮影

30~50カットで3~5万円

結婚式の撮影(ウェディングフォト)

1日あたり10~20万円

ホームページ用の写真撮影

1日あたり5万円前後

イベント会場での撮影

カメラマンに依頼すると、以下のようなイベントにおいて高画質で臨場感あふれる写真を撮影することができます。

・ビジネスのイベント(企業の入社式や展示会、発表会など)
・プライベートのイベント(ライブやコスプレ、パーティーなど)
・学校関連のイベント(入学式や卒業式、修学旅行、成人式、同窓会など)

【イベント会場での撮影料金の目安】
・プロのカメラマン:1日で3~10万円程度
・フリーランスのカメラマン:1日1万円~

なお、幼い子どもの撮影(お宮参りや七五三、保育園のイベントなど)は、基本的に1時間ほどで撮影が完了するケースが多いため、2〜3万円程度で依頼可能です。

スタジオでの撮影

スタジオ(写真館やフォトスタジオなど)で撮影する場合、記念写真や証明写真、イメージ写真などを撮る用途が多いため、1カットあたりの価格を設定しているケースが一般的です。

カット数が多いと割引してくれるケースもありますが、演出をくわえて撮影する場合には別途費用がかかることもあり、料金設定はカメラマンやスタジオ施設ごとに異なります。

【スタジオでの撮影料金の目安】
・ポートレート(人物の写真)の場合:1カットあたり5,000円〜3万円程度
・物撮りの場合:1カットあたり1,000円~1万5,000円程度

物件の撮影 

物件や商業施設などの写真は、「内観のみ撮影する」「外観のみ撮影する」「建物の周辺環境も含めて撮影する」など、用途によって撮影範囲が異なります。また、建物の種類によっても費用相場が変わるため、あらかじめ依頼先に見積もりを確認するようにしましょう。

【物件の撮影料金の目安】
・1戸建て:50カットで4~5万円程度
・マンション:30カットで3~4万円程度
・大型商業施設:80カットで8~10万円程度
※内観のみ・外観のみを一眼レフカメラで撮影する場合などは、10~20カットで5,000円前後から依頼できるケースもあります。

なお、物件の撮影はオプション料金を設定しているケースが多く、360度のパノラマ撮影や、写真の加工(青空や背景の合成、窓への写り込み消去など)もあわせて依頼する場合は別途費用がかかります。

結婚式の撮影(ウェディングフォト)

結婚式の撮影は、朝の支度から披露宴までの撮影となり、カメラマンの拘束時間が長くなるため、ほかの写真撮影と比べて料金は割高になります。

【結婚式の撮影料金の目安】
・プロのカメラマン:1日あたり10~20万円程度
・フリーランスのカメラマン:1日あたり3~15万円程度
・ウェディングフォトのアルバム作成:1冊あたり5,000円~8,000円程度

結婚式の撮影は、式場の専属フォトグラファーが撮影するケースが一般的です。そのため、外部のカメラマンが撮影に入る場合、「持ち込み料金」として結婚式場に追加料金を支払う必要があったり、そもそも外部のカメラマンが入れない場合もあるので注意しましょう。

ホームページ用の写真撮影

企業のホームページやコーポレートサイトに掲載する写真は、社屋の外観や部署環境、社員紹介、イベント風景など撮影シチュエーションが多岐にわたるため、時間料金で算出するケースが一般的です。

【ホームページ用写真の撮影料金の目安】
・プロのカメラマン:半日で2~3万円程度、1日で5万円前後
・フリーカメラマン:半日で1万5,000円~2万円程度、1日で3~4万円程度

ホームページ用の写真撮影は、ホームページ制作会社に依頼することもできます。ホームページ制作会社の選び方や注意点については、以下のページでまとめています。

関連記事:【失敗しない】ホームページ制作会社の選び方!

撮影以外でかかるコスト


カメラマンに依頼する場合、写真撮影の料金だけでなく、以下のようなコストが別途発生することもあります。

機材費

プロのカメラマンは撮影で使う機材をすべて用意してくれますが、撮影の内容によっては以下のようなコストが追加でかかる場合もあります。

・機材費(望遠レンズなどの特殊なカメラや、照明の追加レンタルなどのコスト)
・車両費(撮影機材の量が多い場合に、機材を運搬するためのコスト)

ディレクション費

商品の広告やイメージ写真、宣材写真、成人式の写真などを撮影する場合、ディレクション費(進行管理費)がかかるケースもあります。

ヘアメイクやスタイリスト、モデル、スタジオなどの手配が必要な場合や、それらのスケジュール管理を任せる場合に発生するため、撮影のみ依頼するのか・撮影の進行管理なども含めて依頼するのかを決めておきましょう。

交通費

イベント会場での撮影のように、カメラマンに撮影場所まで訪問してもらう「出張撮影」は、遠方の場合や早朝・深夜の撮影には別途費用がかかるケースもあります。

遠方で撮影が行われるとなると、交通費や宿泊費などを含む出張費が発生します。撮影料金は撮影場所や撮影する内容・シーン、カット数、必要な機材・備品、関わる人などによって大きく変わりますが、遠方撮影となると機材や人の移動費もかかるので注意しましょう。

レタッチ費

レタッチとは、写真に写りこんだ不要物を削除したり、明度や彩度を調整したり、合成を行ったりする作業全般を指します。撮影した写真に修正や補正、加工、合成が必要になるとレタッチ費用がかかる場合があります。レタッチ費が発生するのかどうかはカメラマンによるため、事前に確認しておきましょう。

なお、撮影した写真をパンフレットや名刺、ポスターなどで使う場合、DTPデザイン(制作物のレイアウトやデザインを仕上げる作業)を依頼するケースもあります。

関連記事:DTPデザイン料金の相場を解説

デジタル現像費

デジタル現像費は、デジタルカメラで撮影した写真データ(RAW)を、一般的な画像形式(JPG、TIFFなど)に変換する際にかかるコストです。写真の色合い・明るさなどを1枚ずつ調整する必要があるため、別途費用がかかる場合もありますが、このような現像作業も撮影料金に含まれているケースが一般的です。

写真撮影の依頼なら「クラウドワークス」へ

カメラマンにコストを抑えながら撮影を依頼したい場合、クラウドソーシングサービス(※)を活用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークスは登録者数500万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。

登録ワーカーのプロフィール情報(実績やサンプル写真、使っている機材の種類、他クライアントからの評価など)を事前に確認できるため、希望に合うカメラマンを探すことができます。また、「イベント」「ブライダル」「関東」などのキーワードを入力して検索すれば、得意分野や対応可能地域などでカメラマンを絞り込むことも可能です。

(※)クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのこと

【クラウドワークスでの発注事例】
・野球試合の撮影スチールカメラマン募集:2時間で1~5万円
・愛知・大阪・東京でYouTube撮影ができるカメラマン募集:予算10~30万円
・【フランス在住者限定】パリでの撮影サポートスタッフ募集:時給1,500~2,000円
・Photoshopを使った画像加工(リサイズ・背景透過など):時給1,000~2,000円
・Instagramに投稿する商品写真の物撮り、レタッチ作業の代行:2時間で1万5,000円
・福岡で企業CM用映像を撮影できるカメラマン募集:予算3万円

クラウドワークスを活用すれば、撮影の依頼内容や料金、納期などを柔軟に相談でき、フリーランスで活動するプロのカメラマンや、特定ジャンルの写真撮影の経験豊富なフォトグラファーなどを広く探すことができます。

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また、過去に発注された写真関連のお仕事として、
・スポーツチームへ数日間密着した写真撮影
・企業ホームページへ掲載する写真のコンペ などの例もあります。
コンペについて詳しくはこちら

どのような依頼であっても柔軟に対応してくれるカメラマン相場以下の価格で依頼できるカメラマンなどを手軽に探せるため、クラウドワークスの活用を検討してみてはいかがでしょうか?

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クラウドソーシングTimes編集部
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