マーケティング
2019.09.10
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販促とプロモーションの違いとは?その定義や意味、企業事例も紹介!

「販促」と似たような言葉に「プロモーション」がありますが、この2つは何が違うのかご存じですか?この記事では、販促とプロモーションの違い、マーケティングにおいてのそれぞれの定義や意味、また実際の企業事例として2社のケーススタディを紹介します。

「販促」の意味や定義とは?


「販促」という言葉は、マーケティングやセールスに関わる業務をする方ならば毎日のように耳にするでしょう。では、販促はどのような意味や定義を持つ言葉なのでしょうか?

販促はセールスプロモーションの和訳

販促は販売促進の略称で、英語では「セールスプロモーション」と表現される言葉です。販売を促進するという言葉からわかるように、商品やサービスの認知度や魅力を伝え、消費者の購入意欲を高めるための一連の活動を販促活動と言います。

セールスプロモーションは4種類ある

セールスプロモーションは大きく分けて4種類あります。

イベントで消費者に直接アプローチしていく「イベントプロモーション」、期間や対象を絞り消費者を巻き込んで行う「キャンペーンプロモーション」、DMやメルマガを活用して直接消費者にアプローチする「ダイレクトマーケティング」、主に店内で購買を検討している消費者に訴求する「インストアプロモーション」です。自社の課題に対して、どの手法が適しているのか検討してみましょう。

「プロモーション」の意味や定義とは?


では、プロモーションの意味や定義はどのようなものなのでしょうか?ここでは、まずマーケティングの観点でのプロモーションの解説と、広義のプロモーション・狭義のプロモーションをそれぞれ紹介します。

マーケティングを最初に理解する

プロモーションとは、マーケティング活動における「4P」の中のひとつを構成するものです。4Pとは「Products(製品)」「Price(価格)」「Place(場所)」「Promotion(プロモーション)」。マーケティングにおけるプロモーションとは、販売することがゴールではなく、ブランドの認知拡大やイメージ向上などの役割があります。

広義でのプロモーションの意味

広義でのプロモーションは4Pにおけるプロモーションの中身を説明するものであり、「Advertising(広告)」、「Sales Promotion(販促)」、「Public Relations(パブリックリレーションズ)」、「Personal Selling(人的販売)」を指します。消費者とのコミュニケーション全般を指し、間接的・直接的な手法のどちらも含まれる言葉です。

狭義でのプロモーションの意味

一方、狭義でのプロモーションはどのような意味を持つのでしょうか。狭義でのプロモーションは、販売促進・セールスプロモーションを指します。広義のプロモーションの中でも、顧客に対して直接アプローチして購買を促す方法が狭義のプロモーションとなります。

なお、複数のプロモーションを用意して管理し、製品の訴求効果を高めていくことはプロモーション・ミックスと呼ばれます。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
関連記事:プロモーションミックスとは?定義や手法、成功事例を紹介!

販促とプロモーションの違いとは?


それでは、販促とプロモーションは何が違うのでしょうか?基本的に言葉の持つ意味自体は同じですが、使われ方に若干の違いがあります。

販促は元の言葉が「販売促進」なので、上で挙げた狭義でのプロモーションとして使われる場合が多いです。一方、プロモーションは4Pのひとつである広義のプロモーションを意味する言葉として使われることが多くあります。

販促プロモーションの事例とは?


ここでは、セールスプロモーションの事例として2つの事例を紹介します。どちらも販売を目的にした施策なので、自社の販促を検討する際に参考にしてみてください。

トリンプ:desir おねだりプロモーション

女性用下着のブランド「トリンプ」は、販売を促進する手段として消費者を巻き込んだ面白い企画を行いました。

通常、下着というと自分で買うイメージが強いですが、今回の企画は「desirおねだり企画」として、パートナーや配偶者に対し「おねだり」をして買ってもらうというアイデア。Webサイトから好きな下着を選択すると、指定した相手に「おねだりメール」が届き、メールを受け取った相手が購入を決める(決済する)という仕組みです。

このユニークな企画は驚異のコンバージョン率を叩き出し、なんと8割もの人がおねだりに応えたようです。却下となったのは2割程度なので、販促プロモーションとして大成功を収めた事例と言えます。

伊藤園:「違いを感じて」キャンペーン

伊藤園が販売するタリーズコーヒーは、イメージキャラクターであるアーティストのPerfumeとコラボし、その美味しさを実感してもらうための企画を実施しました。

具体的には、対象商品についたシリアルナンバーをキャンペーンサイトに入力すると、その場でグッズなどの当選結果が分かるという仕組み。商品の美味しさを実感してもらうために「もっと違いを感じて」というコンセプトを掲げ、応募者増加を実現した事例です。

まとめ

マーケティングにおけるプロモーションは、それぞれ広義・狭義で意味が異なるので注意して使い分けを行いましょう。販促とプロモーションはイコールではありません。上で挙げた2社以外にもさまざまな事例をチェックして、プロモーションのアイデアの参考にすると良いでしょう。

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Yukifun26
消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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