音声起こしについて

私も音声の書き起こしをしておりますが、多分、ほぼOikawa09さんと同じような対策をとり、
返事を待ちながら聞き取れるところだけは何とか聞き取る作業をすると思います。
最初聞き取れなかったところでも、＊＊＊や●●●といった伏字にしてタイムコードを打っておき、
後々その部分を特に意識的に聞き直すと、意外と聞き取れることもあります。
それでも駄目な場合は、そこは録音されていなかったのも同じだと思って諦めます。

今回もし不明瞭なのがインタビュアーさんの声だけなのだとしたら、
（ノイジーだということですので、インタビュイーさんの方にも影響しているかもしれませんが）
言葉は悪いのですが「まだラッキー」かもしれません。
インタビューにおいてのキモは、やはりインタビュイーの発言の方ですし、
特に発注者＝インタビュアーだった場合は、
ご本人だからこそ記憶やメモで補完していただける場合もあり、
完成品としての体裁は、発注者と協力して整えていくというふうに、前向きに進められます。

録音状況を確認しないまま外注に出す方は珍しくありません。
きちんと説明すれば、ご理解いただける場合が多いのですが、
録音ボタンさえ押せば当たり前に録れていると考えている方も意外といらっしゃいます。
しかもご本人がその場にいての録音ですと、「聞こえないはずがない」と無根拠に言われたり、
「私にはちゃんと聞こえますが？」と返されたりすることもあります。

正直、こればかりは発注者によるので、こう対応すればこう動くとは確定できないのですが、

1、聞こえないなりに誠意を持って作業をすること、
2.自分の言い分は、「主張」ではなく「説明」をもって理解を求めること、
3、もしもどうしてもご理解いただけない空気の場合は、思い切って契約終了の申し出も視野に入れること

でしょうか。