マーケティング
公開日: 2021.10.08 / 最終更新日: 2023.08.09

広告戦略の立て方とは?プロが基本を解説!【やさしいマーケティング用語解説】

マーケティングを理解するうえで特に重要なのが「広告戦略」です。今回は、広告戦略の立て方や基本知識、知っておくべき失敗例などについて、動画を交えてわかりやすく解説します。

広告戦略とは?

はじめに、広告戦略とはどのようなものか紹介します。

4Pの中のひとつ

マーケティング戦略の一種である「マーケティングミックス」には、“4P”と呼ばれる施策があります。4Pとは、マーケティングに必要な4つ要素の頭文字を表したもので、それぞれ以下のような内容を指しています。

・Product(製品):サービスやブランディングなど
・Price(価格):商品やサービスの価格など
・Place(流通):流通ルートや販売場所など
・Promotion(販売促進):広告や販売促進など

4Pのうち広告が含まれるPromotionとは、マスメディアやインターネットなどを活用し、商品やサービスを広く認知してもらう手法です。

4Pの詳細や活用事例などは以下の記事でも解説しています。詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

関連記事:マーケティング担当者必見!4P分析の目的や注意点、成功事例を紹介

「クリエイティブ戦略」と「メディア戦略」とは

広告戦略は、クリエイティブ戦略メディア戦略に分けることができます。

クリエイティブ戦略とは、商品やサービスについて「顧客に何を伝えるか」を決め、それに合った広告表現を用いる方法です。商品やサービスの特性、競合商品との差異・優位性などが伝わるように、広告の種類・演出・コンセプトなどの方向性を固めてゆきます。

対してメディア戦略とは、商品・サービスの広告にふさわしいメディアを選択することを指します。オウンドメディア、SNS、大型ビジョンなどのなかから適したメディアを選び、広告として効果的なタイミングや回数、露出方法などを検討します。

広告戦略の立て方の基本とは?

続いて、基本的な広告戦略の立て方を説明します。

広告戦略を立てるためには、まずは自社と市場の双方を的確に分析する必要があります。その際、マーケティング戦略で活用されるフレームワークを取り入れると効率的です。以下、代表的なフレームワークを紹介します。

【3C分析】
Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合他社)という3つの観点から分析を行い、自社の立ち位置や強みと弱みを客観的に把握する手法です。

【4C分析】
Customer Value(顧客価値)、Cost(顧客の経費・負担)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)という4つの観点から分析を行う手法です。企業視点に偏ることを防ぎ、顧客の立場から分析を行えるメリットがあります。

【SWOT分析】
Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字からなるフレームワークです。内部・外部の両面から自社を分析する際に適した手法です。

【STP分析】
Segmentation(セグメンテーション)によって顧客を細分化し、Targeting(ターゲティング)でターゲット層を絞り、Positioning(ポジショニング)で自社の立ち位置を決めるというアプローチで分析を進める手法です。

3C分析とSWOT分析の方法、事例などは以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:新規事業を成功させるフレームワークとは?立ち上げ前後のコツも紹介

4C分析とSTP分析については以下の記事をご覧ください。

関連記事:マーケティング分析を活用するには?自社商品がヒットするコツを公開

また、広告を運用するうえで起こりがちなミスも知っておくと役立ちます。以下の動画では広告運用上でよくあるミス5点をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

効果的な広告戦略のために

広告戦略に対するノウハウやリソースが不足している場合、外部の人材を活用すると効果的です。
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広告運用外注のコツについては、以下の動画でも詳しく解説しています。

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