マーケティング
2019.10.30
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メルマガとは?メリット・デメリット7選、企業の成功事例を紹介!

メルマガは販売促進の企画における基本的な手法となっていますが、そもそもどのような目的で行われているのでしょうか。また、メルマガのメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。メルマガ配信のノウハウと企業事例もまとめて解説します。

メルマガとは何か?送る目的は?


そもそも、メルマガとはどのようなものなのでしょうか。メルマガが活用される理由も含めて確認しましょう。

読者に対して一斉配信されるメール

メルマガとは、メールを使ってユーザーに継続的に情報を一斉配信で届けるサービスのことを指します。SNSやメッセンジャーアプリなどが発達した現在でも、廃れることなく一般的に活用されている手段です。

テキスト形式/HTML形式

メルマガには大きく分けて2種類あります。ひとつは情報を文字のみで送る「テキスト形式」で、こちらは誰でも作りやすく読みやすいという特徴があります。もうひとつは「HTML形式」で、本文に装飾や画像を施すことができ、視覚的に訴えられる特徴があります。

販売促進をする

メルマガを送ることで得られる効果のひとつに、販売促進効果があります。新商品やおすすめ商品の紹介、キャンペーンのお知らせなどをすることで販売につなげることが可能です。

顧客とのつながりを強化する

メルマガを購読すると、定期的にその企業の情報が配信されるので、情報を読んでいるうちにロイヤリティが深まります。メルマガは顧客に対して一方通行ではあるものの、顧客との関係性が強化される効果も高いです。

知識、ノウハウの提供をする

メルマガにお役立ち情報を載せて配信する企業は多いです。その企業オリジナルの知識やノウハウを提供することで、配信しているメルマガや企業自体に価値を感じてもらうことができます。

メルマガを配信するメリット


メルマガを配信することでどのような効果が得られるのでしょうか。4つのメリットを紹介します。

コストが抑えられる

自社の情報を顧客に届けることは、販売促進戦略において不可欠です。たとえばDMを発送するとなると多大なコストがかかりますが、メルマガであればどれだけ送ってもわずかな通信料で済みます。コストを大幅に下げることができるのはメルマガの大きな魅力です。

プッシュ型販促によるアプローチ

販促戦略にはプッシュ戦略とプル戦略があります。プル戦略とはその名のとおり「引っ張る」戦略で、顧客を店舗などへ引き寄せるプロモーションです。その一方、メルマガが担うプッシュ戦略は「押す」戦略で、営業に近いプロモーションとなります。メルマガはコスト面でも労力面でも効率的な販促方法です。

読者との信頼関係の構築

メルマガは、自社のことを知ってもらうのに高い効果を発揮するツールです。定期的に配信することにより、顧客は会社のことを少しずつ知るようになります。そうすることで親近感が湧き、信頼関係を構築することができます。

タイムリーな情報発信ができる

DMや会報などの印刷物を作るには、内容を決めた後も、用紙を決めたり実際に印刷にかけたりと時間かかります。メルマガであれば内容が決まり次第すぐに配信ができるので、タイムリーな話題を届けることが可能です。

メルマガを配信するデメリット


たくさんのメリットがある一方、メルマガの配信にはどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

必ず開いてもらえるわけではない

配信したメルマガが確実に届いているとしても、それを必ず顧客が読んでくれるとは限りません。未読のまま放置されたり、中身を確認せずに破棄されたりすることもあります。メルマガの精読率は一般的にあまり高くなく、複数のメルマガを申し込んでいると自社のメルマガが埋もれてしまう可能性もあるため、配信する曜日などのタイミングは検証していくことが重要です。

メルマガの効果をあげるコツや効果測定方法はこちらの記事でまとめています。
関連記事:メルマガの効果とは?効果をあげるコツや曜日、効果測定方法を解説!

定期的な企画やアイデア出し

メルマガを配信し続けるかぎり、配信するためのアイデアやネタ出しが必要となることもデメリットです。そのための企画会議や取材など、執筆以外にも業務が発生します。また、ホームページ上で掲載するコラムや記事などのコンテンツは「資産」ですが、メルマガで配信する内容はその1回かぎりの「使い捨て」となり、蓄積していくわけではありません。過去に配信したメルマガをさかのぼって読んでもらえる可能性も低いと言えるでしょう。

迷惑メールに登録される可能性

迷惑メールと判断されてしまうようなタイトルにしていたり、配信頻度が多すぎたりすると、勝手に迷惑メールとしてはじかれてしまうことがあります。いったん迷惑メール扱いをされると、そこから読んでもらえる可能性はほとんどありません。誤解を招くようなタイトルや配信頻度などは十分気をつける必要があります。

メルマガを配信する方法とは


実際にメルマガを配信するにはどうすれば良いのか、代表的な配信方法を3つお伝えします。

メール配信サービスを使う

メール配信サービスは、フォーマットなどがすでに揃っているため、手軽にメルマガを作成・配信ができます。メール配信サービスには無料・有料があるため、サービス内容などを比較して自社に合うものを選択しましょう。

マーケティングオートメーションを使う

マーケティングオートメーションというソフトウェアを使ってメルマガを配信できます。メルマガの開封率やクリック率など、マーケティングに必要なデータが得られる点も魅力です。

BCC配信をする

もっとも古典的な方法はBCC配信です。誰に送ったか個人情報を明かすことなく、既存のメール機能を使って配信する方法となります。小規模配信には向いていますが、大量配信の場合は手間がかかるため、あまり向いていません。

配信方法が把握できたらメルマガの作り方を確認しましょう。以下の記事で初心者でも簡単に作れる方法を解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事:メルマガの作り方を徹底解説!初心者でも作れるようになるコツとは?

メルマガをうまく活用した企業事例


最後に、メルマガを上手に活用した企業の事例を3つ紹介します。

LIG:3つのポイントを改善して遷移率アップ

メルマガの開封率・記事遷移率が右肩下がりだったウェブ制作会社のLIGでは、メール配信システムを開発・販売する会社に分析を依頼。提案された6つの改善案のうち、過去に配信したことのある1つの記事に対し、開封してもらえるようなタイトルに変更する・配信時間を変更する・メルマガ内で紹介する遷移先記事数を少なくするという3点だけをすぐに変更して再び配信しました。

その結果、以前配信した時に比べて開封率はわずかに下がったものの、遷移率はなんと約2倍にアップ。ほかの案を試したりタイトルを短くしたりと改善の余地はまだまだあるようですが、メルマガをうまく活用している企業の事例のひとつです。

HMVジャパン:数百種類を運用して客単価向上

映像ソフト販売大手のHMVジャパンでは、さまざまな種類のメルマガを活用しています。キャンペーン情報や新譜情報を送るマスメール、顧客のアクションやライフサイクルに応じた顧客基点メール、来店頻度が下がった顧客へのリテンションメールなど、細分化すれば数百種類ものメルマガを使い分けています。これによって、店舗とオンラインでの集客は数倍になるという大きな成果を得ることにつながりました。

PR TIMES:ターゲットによって戦略を使い分け

プレスリリース配信サービスを行っているPR TIMESでは、ターゲットによりメルマガ戦略を変えています。PR TIMESのターゲット分類は『メディア関係者』と『個人ユーザー』の2種類です。情報をキャッチしたいメディア関係者は、メルマガ限定のプレスリリースを配信し、個人ユーザーは公開配信情報をキャッチできるように分けました。これらの戦略で国内シェアナンバーワンを維持しています。

まとめ

メルマガは販促などの顧客とのコミュニケーションにおいて重要なツールです。コストが抑えられる、タイムリーな情報が提供できるなどのメリットも多いのが特徴です。もしまだメルマガ配信をしたことがなければ、比較的簡単に始めることができるため、活用事例を参考にしながらぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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