西野亮廣さんに、クラウドワークスの「デタラメ顧問」になっていただきました。


この度、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんに、
ワクワクする人の働き方の未来を考える「デタラメ顧問」になっていただきました。


プレスリリース:「ロボットやAIにリプレイスされる仕事なんて、捨てちゃえばいい」と新しい働き方を指南 天才芸人・西野亮廣氏がクラウドワークスの“デタラメ顧問”に就任!

西野さんはここ数年の仲ですが、お互いの仕事の枠を超えてお付き合いさせていただいています。西野さんの新しく企画した舞台(学校?)「サーカス」に私が立たせていただいたり、日経新聞「交遊抄」で私のインタビュー時に西野さんを紹介させていただいたり、と交遊が続いています。
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その中で、ロボットやAIが台頭する中で急速に変化をしていく人の働く環境において、自らの働き方をデザインして実行し続ける西野さんからインスパイアを受けることが多々あり、今回新しい働き方を指南する「デタラメ顧問」に就任いただきました。ロボットやAIが話題になっている2016年限定の企画です。(上記写真は第一回のクローズド社内勉強会の風景)

デタラメ顧問、と言っても、就任の背景はもちろんデタラメなものではありません笑、のでここで少し意図を書かせて頂きます。

お笑い芸人の大きな収益源であるテレビ番組を25歳でほぼ捨て去り、ゼロからプロダクト創りとデリバリーまでを行うようになった西野さん。


西野さんはよしもとの芸人として異例の早さの25歳でゴールデンタイムの冠番組「はねるのトびら」を持った後に、テレビの露出を意図的に捨て去り退路を断った上で、自らがお笑いの枠に留まることなく商品・サービス・体験などの新しいプロダクトを創り続けながら、世の中に届けるデリバリーのところまで自分でやり切っています。
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世の中にあるビジネスのほとんどは、①プロダクト(orコンテンツ)+②デリバリー(商流)で成り立っているかと思いますが、よしもとにいればそこには新喜劇という劇場があり、テレビ番組でのひな壇芸人があり、そして冠番組がある。つまり芸人は芸だけを考えればデリバリーはよしもとがやってくれていた訳です。

その中で、西野さんはよしもとの商流に依存することなく新しい道を選んだ。

一例を上げるだけでも、

① 独自のコンテンツを作る。
- タモリさんのアドバイスから、絵本作家となり4年かけて絵本を完成し、販売する。副業での絵本作家の強みはプロと違い採算度外視でできること、と捉え、細密画で徹底的にクオリティにこだわって仕上げる。
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② 独自のデリバリーを作る。
- 絵本の販売も通常の書店に並べると普通の売れ方しかしなかったので、原画を無料でレンタルすることにして、西野さんのファンが日本全国で勝手に個展をやるようになり、無料レンタルの代わりに絵本を販売させてもらうことで独自の販売ルートを作った。その他、無料ECのBASEでも販売する。

- 西野さんの単独公演は、従来のチケットぴあやチケット販売に頼ることなく、2,000枚を毎年手売り(今年は4,000枚)。新人なら手売りはあるが、西野さんの立場では通常やらない。しかも手売りした時に毎回一緒に写真を撮ってtwitterにアップする。それを買ってくれた人がRTしてくれることでソーシャルの宣伝に繋がる。
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というのはほんの触りでしか無くて、こういう話があと100個、200個あるような人が西野さんです。これらの発想には毎回驚きと刺激を頂いています。

そして、このような問題は実は、日本の大企業やベンチャーにも常にある事象だと思っています。

大企業であれば、既存のプロダクトと既存のデリバリーに縛られて、収益が下がっているにも関わらず新しい動きができない、いわゆるイノベーションのジレンマの問題。

あるいは、ベンチャーであれば、プロダクトを作るエンジニアとデリバリーを作るマーケティングの対立の問題。エンジニア側はデリバリーを尊重しきれずにプロダクトアウトの発想になり、一方でデリバリー側はマーケットインの発想でプロダクトへ無茶な要求や個別のカスタマイズをしてしまう、など。

西野さんと話していると、そういう全ての課題が言い訳でしか無く、どこからでも、いつからでも、あるべき姿への挑戦をできるよ、ということを教えてもらっている気がします。

そして、異業種でこれだけプロダクトとデリバリーを一気通貫している方の存在をクラウドワーカーの皆さんにも知ってもらいたい、あるいは社員にも知ってもらいたい、と思い、今回のデタラメ顧問の話となっています。
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なぜ「デタラメ顧問」なのか?


私が社内外で常々話しているのは、「人間の強みは非線形性(非連続性)である」ということです。

ロボットやAIが台頭する中で、計算できる仕事、線形性の仕事は、究極的には人間が行う必要が無くなることは既に明らかです。1810年のラッダイト運動以降、労働は機械にリプレイスされ続けてきており、その度に、人は新しいテクノロジーを危惧し、危険を唱え、ラッダイト運動のように時には破壊や抵抗をしてきました。

ところが、この200年間、事実上産業革命は前に進み続けており、卑近な例で申し上げれば、部屋の掃除がルンバに一度リプレイスされてしまうと、自分でやらなくなるのが実情です。誰も「掃除という労働を奪うな」とはもはや言わない。

その中で、ロボット・AIの議論をし続けていましたが、個人的にはこの議論に「飽きて」しまいました。クラウドワークスは、「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッションとする企業です。人の働く未来に向けて客観視する分析家や批評家ではなく、当事者でありたい。その当事者としての行動とは何だろうか?と考え続けてきました。

「“働く”を通して人々に笑顔を」に対して当事者であり続けることは、社会的意義が高くやりがいがある一方で、とても難しい仕事であることを痛感しています。

例えば、子育てママがクラウドワーキングで働けます、と一概に言っても、東京のクライアントの仕事のペースと、地方の子育てママの子育ての合間にする仕事のペースは違うし、モチベーションも違うこともあります。

シニアしかり、障害者しかり、フリーランスしかり。それぞれの個々人の現実に向き合い続けなければ、「“働く”を通して人々に笑顔を」は実現できない。

そして、個人的にはそのことを重たく受け止めすぎて、ここ数か月は正直陰鬱な気持ちになっていました。全国の働く個人の未来について出来ることはなんだろうか?そして、そこに出てきたロボット・AIという新しい命題。仕事は奪われる、けれども個人の働く環境は複雑だ、という話の堂々巡り。非常に悩んでいたと思います。

その中で、私は西野さんとご飯を食べている時に、西野さんの「エンタメやるからには、ウォルト・ディズニーを倒す」と明言する突き抜けた明るさと発想力、行動力を見て、このデタラメさが人を元気にする、と感じました。
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そして、「クラウドワークスのデタラメ顧問やってくれませんか?」と話したところ、「デタラメ顧問?!いいすね!やりましょう!」と即答していただき、その後、よしもと側にもOKをいただき、よしもとの芸人としては初の上場企業の顧問就任となった次第です。

すべては「“働く”を通して人々に笑顔を」から生まれた。


昨今模倣されることも増えた、クラウドワークスの創業以来のミッション(理念)・ビジョン(事業目標)・バリュー(行動指針)の考え方ですが、我々の実績として、全日本ラグビーU20監督の中竹竜二さんに社外取締役に就任いただき組織力についてご指導を頂いたり今回の西野さんに顧問に就任頂いていたりするのは、ひとえに他社の模倣ではなく、オリジナルの発想と事業に共感して頂けているから、だと考えています。

そしてそのオリジナルの発想の根源になっているのがミッションである「“働く”を通して人々に笑顔を」です。

クラウドワークスは「人」にフォーカスを当てている会社です。昨今、テクノロジーと金融によって世界の最適化が進み、20世紀型の人間中心主義から、21世紀は「地球最適化主義」ともいうべき社会が到来しており、これからはロボットと人間がある意味等価に扱われるような状況が数多く出てくると想像しています。(例えば、低炭素社会実現においては、人間よりもロボットの積極登用が効果を上げるでしょう。)

その中で、クラウドワークスはあえて「人」を主軸に置き、「人」の未来をデザインし、「人」の笑顔に貢献をしたいと考えています。

人の未来に貢献したい、と考えている方がいれば、中途・新卒問わずぜひお気軽に参画をお待ちしております。

[クラウドワークスの採用ページ]
https://www.wantedly.com/companies/crowdworks/projects

クラウドワークス社員とのディスカッションはもう始まっています。


先述の通り、既に第一回のクローズドな社内勉強会を終えており、西野さんとともに新しい働き方をどう仕掛けていくか、活発な議論が始まっています。
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最後に先日のイベント後の社員の日報から一部抜粋を張り付けておきます。

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キングコング西野さんのセッション非常に刺激的でした。
退路を断ち、あるべき姿から逆算をして素直に行動をする。
規定路線や既成概念にとらわれずに、シンプルに解決策を導く。
あのバイタリティとクリエイティブな解決策はどこから出てくるのかとすごい気になりました。

西野さん×吉田さんのトークセッション、創造を遥かに越えた溢れるエネルギーに圧倒されました。自分自身の感じるわくわく感に素直になる、スケールの大きい話に限らず毎日のことにも大いに発生する気持ちだと感じました。西野さんがオフィスにご来社された瞬間から「すげー!」とキラキラした目でおっしゃってました。その姿をみて、その瞬間から、すでに西野さんのわくわくパワーに全社がぐるぐる巻きに巻き込まれていたのだと、振り返って改めて思います。

西野さんのお話非常に面白かったです。なにごとも、一回立ち止まって「なぜ」を考える方なんだなあと感じました。本質から考えることで、成功確率を高めているんだろうなと。うまくいったら、なぜうまくいったのかを考える。うまくいかなかったら、なぜうまくいかなかったのかを考える癖をつけていきたいです。

・西野さんのデタラメ顧問就任。
西野さんの発想と挑戦し続ける姿勢、働きかけにただただ驚きと尊敬です。
働き方を自ら作るってすごいですね。
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社員の評判も上々で、数多くの社員が刺激を受けて新しい働き方の創出に向けて模索を始めています。

これからの西野さんの「デタラメ顧問」にこうご期待ください!

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