クラウドソーシング協会の設立説明会を開催しました。


本日、クラウドソーシング協会の設立説明会を開催しました。
申し込みからの参加率が9割を超えていて100名以上出席頂きました。
通常のイベントでは考えられない数字ですので、業界への強い関心を感じました。

会の最後に参加者とご挨拶させて頂きましたが、
SIや保険会社などの大企業からベンチャーまで幅広く本業界の立ち上がりを確信した会となりました。

初めてスマホのアプリからの投稿です。これはWordPressですが、結構使いにくい。スカイランドベンチャーズの木下さんがライブドアブログはスマホ投稿のUIが優れていると言っていた意味が分かりましたね。乗り換えも検討しようかと思います。うまく投稿されていなかったらすいません。


起業やベンチャーの相談で良くある3つのパターン


@narumiさんにお声がけ頂いたので引き続き更新してみます。

書籍「世界の働き方を変えよう」にも書いたとおり
私自身が相当な紆余曲折を経てここまで来たことも有りまして、
起業やベンチャーの相談が大体毎週1~3社(人)ぐらいあります。

相談に乗れるような立場では無いと思いつつも、
私で役に立てることがあればということで、ここまでのところはなるべくお会いするようにしています。

そもそもはうちの役員の成田も元々は知人であった中で、
彼の学生時代の起業の行き詰まりがきっかけで再会して
うちでインターンで働くようになって役員に抜擢されたという経緯があります。

その他の方でも、困ったときに相談に乗ったことで後日逆に助けられたこともあったりします。

そんな次第ですが、最近徐々に対応する時間が無くなってきましたので
総括として「起業やベンチャーの相談で良くある3つのパターン」について
私がどのようなポイントで返答しているかも含めて、ここで簡単に整理してみたいと思います。

■起業やベンチャーの相談パターン1:「起業したい」

これは大体即座に「だったら起業したほうが良い」と伝えます。

起業したいという気持ちは、起業してみないと消えないというのが持論です。

一方で、相談に来ている段階でどこかに迷いがありますのでその迷いについて聞きます。
迷いは、

【現職の待遇とか、家族との兼ね合い、とか今持っているものにためらいがある】

→それらの持っているものが最悪全て無くなったとして大丈夫かを聞きます。

もちろん失わないケースもあると思うのですが最悪を想像してもやりたいと思えるかどうかで、
それを想像して怯む人には、起業は止めておいたほうが良いのでは無いかと言ったりします。

【創業仲間がいない】

→これはもう探すしかありません。

私も現在のCTOの野村はtwitter経由で知り合いました。
要は熱意があるかどうかの問題だと思っています。
(それは起業の最初のタイミングに限らず今のうちの段階でも、
仲間が見つからないのは自分の責任と思って自らが行動する他ありません。)

この場合はだいたい探す方法を全て試していないのでその話をします。

【そもそも事業モデルがあやふやでまとまってない】

→これは若いうち(20代前半ぐらい、後半ぎりぎり)は案外問題では無いケースがあると思っています。

まずサービス作ってみたり、受託をやってみたりしてわかることがあると思っています。
なので、20代であればそこはあんまり問題にせず
とりあえずその人に今できそうなことを始めてみることを勧めてみたりします。

私も最初の独立は2社のコンサル契約からスタートしました。
最初のうちは自分の責任でお金を頂くという意味もわからなかったりしましたので
その経験も今に着実に活きています。

30代に入ってからであれば強みを軸にしたほうが良いので、
事業モデルの精査の相談に乗ったりします。

■起業やベンチャーの相談パターン2:「起業したが行き詰まっている」

このケースは、まず「ラッキーですね、これは成長するチャンスだと思います。」
と伝えるようにしています。

私は行き詰まった経験はある程度豊富に持っていると思うのですが、
人に相談するほど行き詰まるケースというのは、だいたいその後に大きく成長することが多かったです。

多いのは、事業が伸びない(or 伸びても市場が小さすぎる)とか人が離れていく、というのがあります。
この2つは同時に起きていることも多いです。

・ある程度、売上を上げている人(ビジネス開発はできるがビジネスモデルが確立できていない)は、
シードアクセラレーターやベンチャーキャピタル(VC)に繋ぐことが多いです。

やはりVCさんはビジネスモデルや市場の研究している量が普通の経営者より圧倒的に多い。
だから、相談に乗ってもらうことでぐぐっと前に進むケースがあります。

最近だと、リーディングマークの飯田社長はこのケースですね。
リーディングマーク、CAV より 5,000 万円の資金調達を完了し、事業拡大を図る

・売上を上げていない人(orサービスを作ったけど行き詰まった人)には、受託を勧めることが多いです。

このアドバイスが合っているかどうかはわかりません。

ただ、私の経験として受託を通して学んだことはかなり多いですし、
受託をやった経験は、結果として社会からの信用、VCからの信用に繋がると感じています。

■起業やベンチャーの相談パターン3:「資金調達したい」

ここでの資金調達は主に第三者割当増資のことを指しています。
(融資については別の記事でもまた触れます)

この話題の観点は膨大にあると思いますので簡単に触れます。

ケースによって、シードアクセラレーターやVCを紹介させていただく一方で、
私からは出資にあたっての一般的な知識をお話させていただくことが多いです。

多くの場合、経営者は資金調達が初めてですが、
ベンチャーキャピタル側はこれまでのノウハウが蓄積されています。

だから経営者側の知識のエコシステムのようなものがあると良いなと以前から思っていて
資金調達を通して得た私なりの経験や知識を話せる範囲で話すようにしています。

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3つのパターンを書いてみました。

一方で、最近ではシードアクセラレーターという良い仕組みができたと思っています。

シードアクセラレーターは、事業モデルの創出から一緒に歩んでくれて当初のお金も出してくれる。
上記の1,2,3の問題を一緒に解決してくれることも多い。

例えば、MUGENUPさんもインキュベイトファンド本間さんに会ったことで
ビジネスモデルが変わり現在の成長を遂げていると聞いています。
これが起業家とメンターの相思相愛のカタチ!

シードアクセラレーターに気軽に相談するというのは非常に良いと考えています。

★最後に。学生の方で個別にお会いしたいと言ってくださる方へ

色々とお声がけいただき有難うございます。大変感謝をしております。

出来る限り皆さんにお会いしたいと考えていますが、経営者に比べて学生の数は圧倒的に多く、
お一人お一人にお会いしていると時間がどうしても足りなくなってしまいます。

それでも最近まで出来る限りお会いするようにしていたのですがそろそろ難しそうな感じです。

ですので、以下の様なイベントに申し込んで頂き、お会いできれば幸いです。

【インターンシップ】
https://crowdworks.co.jp/internship
※申し込んで頂ければ、事前説明会もあります。

【クラウドワークス吉田浩一郎社長「世界の働き方を変えよう」出版記念講演会】
https://www.facebook.com/events/1434894570056503/

それでは学生の皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

スタートアップにおける情報共有のあり方について


@narumiさんのこの記事に触発されて、ブログを久々に書いてみます。
『ブログを気楽に続ける一番カンタンな方法は「毎日書くこと」だったりする』

クラウドワークスはこの10月で創業3期目を迎えているのですが、
最近、情報共有のあり方、具体的には朝礼や会議の形が変わってきたのでそのことを書いてみます。

■創業から2期目までの情報共有:会議はほぼ無いのが理想的、目標を定めて全速力で走る

社員数の目安:3名~15名まで

クラウドワークスは創業以来2年間朝礼はありませんでした。
それどころかミーティング(会議)自体がほとんどありませんでした。

もちろん会社として必要なものは行っていますが、
事業運営上の定例会議は、半年前から開始して1週間に1度程度です。

それは私のこれまでの経験から「会議は得てして無駄多い。」と考えているからです。

原則として会議は出席者が、

1.事前に会議に関する情報共有を終えていて
(資料があれば事前配布した上で、問題点も事前に出し終わっている状態)

2.全員が主体的に発言をする気持ちがある

時にのみ有効であると思っています。

で、スタートアップの最初の1年ぐらいに関して、
会社の情報は出来る限り見える化してそれぞれが主体的に動けば、
わざわざ集まらなくても全く問題無いだろうと考えていました。

報告のためだけのミーティングや
情報共有だけのためのミーティングは意味が無い。

まずは初期の成果を出来る限り早く出すことのみに集中することが非常に重要。
だからこそ、サービス立ち上げ前から力を入れていたのは、KPIの見える化でした。

schooの授業でも話させていただきましたが、
『8ヶ月で会員1万人と、総額8億円を集めたUX改善』

サービス開始前からKPI管理システム「Genius」などの管理画面を整備して、
KPIに紐づく200個ぐらいのファンネルが全て見える化されるようにしました。

このインフラにより問題点があった場合に、
チーム全員がデータを前提として議論ができるような土台を作りました。

このような形で基本的にはリアルタイムに情報共有を行えるようにして、
打ち合わせを全く持たない仕組みで運営していました。

【もちろん例外もある!:UX改善は常に全員で】

例外は、クラウドワークスの共通言語である「UX改善」の会議。

これもschooで話したことですが、クラウドワークスの考えとして
これからのウェブサービスは個別の機能やデザインの議論ではなく、
「UX(ユーザー体験)」以外に差別化ポイントは無いと考えています。

だから、UX改善の会議だけは必ず全社員が参加して、
全社員でこの共通言語となるUX改善、つまりユーザー体験について話す時間を作っています。

クラウドワークスのUXコンセプトは、「”働く”を通して人々に笑顔を」です。
このことについて徹底的にみんなで議論を出しあう。

この時間は逆に無駄がめちゃくちゃ多いのですが、無駄を許容してでも
クラウドワークスのコアバリュー(価値観)そのものであるので、必ず全員でやるようにしています。

■3期目からの情報共有:朝礼の時間を大切にし、コミュニケーションを活発化させる。

社員数の目安:15名以上~

3期目を迎え、現在はアルバイトインターン合わせて常時30名程度のメンバーが稼働するようになりました。

そのような中で意識のズレが生じていることを感じ始めました。

例えば、

「吉田さんの講演を聞いて、経営方針が改めて理解ができました。」

「○○さんってそんなことを考えてクラウドワークスに入社したんですね!全然知らなかったです。」

といったようなことです。

当たり前といえば当たり前なのですが、30名程度でもこういうことが起きるのだな、と改めて感じました。
なので今期10月から毎週1回月曜日朝礼を行うことにしました。

30分構成で私からの話を15分、社員からの話を15分。

社員が話すテーマは、自分のこと、クラウドワークスについて、他メンバーについてなどです。
現在11月24日で約2ヶ月が経過しましたが、効果が高いということで、
隔週金曜日に朝礼を追加して、そちらでも社員2名が話すようにしています。

月末定例打ち上げで飲み会を設定していて、
これまでは特に何も意識せずに飲んでいたのですが、
今後はそこでも普段話していない人と話すようにしていこうと考えています。

また、追加で私の講演も2ヶ月に1回は最低聴講するように、という体制にしました。
近くにいて経営方針を話しているものだと思っていたのですが、
改めて私の話を聞く機会を設けるようにしています。

11月22日に出版させて頂いた書籍「世界の働き方を変えよう」にも書いていますが、
創業からここまで幸いなことに社員が誰一人退社していません。

もちろん今後はどうなるかわかりませんが、これからも社員間のコミュニケーション量や質に気を遣いながら良いチームを維持し続けられるように心がけていきたいと考えています。

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既に数多くの方々から感想を頂いていて嬉しい限りです。
主要書店で平積みされているようですのでぜひ書店やアマゾンで購入してみてください!

そして、今後定期的にブログを書くようにしてみます。