外注ノウハウ
公開日: 2022.03.11 / 最終更新日: 2024.01.04

【2024年版】ブログ開設費用の外注相場は?ブログにおすすめのCMSも紹介

情報発信ツールとしてブログを活用する企業・個人が増えています。では、ブログを開設するにはどれくらい費用がかかるのでしょうか。
今回は、ブログ開設費用の相場を紹介します。ブログにおすすめの無料・有料CMSも紹介するため、参考にしてください。

ブログ開設にかかる費用の種類や相場は?

始めに、ブログ開設時の初期費用について説明します。ブログの開設にかかる費用の合計金額相場は数千円~3万円前後です。以下、その内訳を紹介します。

サーバー関連費用

ブログを開設する際は、サーバーのレンタル費用がかかります。契約時の初期費用や月額の使用料を支払うことになり、これらの費用は前払いが一般的です。そのため、ある程度まとまった金額を想定しておくと良いでしょう。
安価なレンタルサーバーを選ぶと、処理速度が遅い・セキュリティが脆弱・閉鎖リスクが高いなどの問題を抱えているケースや、CMSのインストールが難しいケースなどがあるため注意が必要です。

【サーバー関連費用の相場】
・初期費用:無料〜3,000円
・使用料:月額1,000円前後

ドメイン取得・更新費用

ブログ開設にあたり、独自ドメイン名を使用したい場合はドメインの取得・更新費がかかります。コストを抑えることを優先したいのであれば、無料のドメインを利用する方法もあります。

【費用相場】
・ドメイン取得費用:数十円~1,000円程度
・ドメイン更新費用:年額1,500~3,000円程度

サーバー会社によっては、レンタルサーバーの契約とドメイン取得をセット料金で提供している場合もあります。

テーマ・プラグイン関連費用

ブログのテーマ(デザインテンプレートのようなもの)やプラグインを購入する費用も必要です。
無料のテーマを利用することもできますが、デザインや機能にこだわりたいのであれば有料テーマの購入したほうが選択肢が広がります。
ブログのカスタマイズを行うためのプラグイン(拡張機能)についても無料で使えるものが用意されています。要件に沿ったプラグインを使いたい場合は有料のプラグインを購入すると良いでしょう。

【費用相場】
・テーマの購入費:無料~2万円
・プラグインの購入費:無料~1万円

合計費用(外注)の目安

上述のように、無料のCMSやプラグインを活用してブログを自作すれば、ブログ開設の初期費用はサーバーのレンタル料金やドメインの取得・更新費用のみとなり、数千円程度で済むケースもあります。しかし、ブログをゼロから開設・運営するにはある程度の知識や時間が必要であるため、自作が難しそうであれば外注を検討しましょう。

ブログ開設を外注する際は、サーバーやドメイン関連の費用にくわえてWebページの制作費、チーム対応の場合はディレクション費などがかかります。ブログの規模やカスタマイズの度合い、納期などにもよりますが、費用相場は20~100万円程度といえます。

ブログ開設に使えるCMSとは?

まずは、ブログ開設に使えるCMS(=コンテンツ・マネジメント・システム)について、無料・有料に分けて紹介します。

オープンソース(無料)のCMS

WordPress

WordPressは、世界でもっとも利用者数の多いCMSで、個人ブログから企業サイトまで幅広く利用されています。プラグイン(拡張機能)によって操作性を高めたりセキュリティを強化したりすることができ、必要に応じたカスタマイズが可能です。

WordPressを使ってブログを作る際の導入費用については、以下のページを参照してください。
関連記事:WordPressの導入費用をまとめて紹介!安く抑えるコツとは?

また、Wordpressを使ったブログ制作代行の依頼先や、依頼できる内容などについては以下のページで詳しく紹介しています。
関連記事:WordPress制作代行に依頼できる内容は?料金や依頼先も紹介

baserCMS

baserCMSは国産のソフトウェアです。固定ページとブログをまとめて管理でき、ブログのプラグインも標準装備されているため、Webサイト内にブログを開設したい際に便利です。メンテナンス性・安全性を重視して作られている点、インストールが容易である点など、実用性にも優れています。

Jimdo

Jimdoは、初心者にも使いやすいCMSです。3つのステップ(アカウント作成・スタイルの選択・文章や画像の追加)でブログを開設でき、読者のコメント欄やSNSへのシェアボタンを追加することもできます。独自ドメインやSEO関連ツールを使用したい場合は有料プラン(Proプラン・Businessプランなど)へのアップグレードも可能です。

商用(有料)のCMS 

Movable Type

Movable Typeは国産のCMSで、5万サイトを超える国内導入実績があります。Webサイトのほか、各種アプリやデジタルサイネージなどのデバイスでも出力でき、SNS用のフォーマットにも加工できるという汎用性の高さが特徴です。

【料金の一例】
・クラウド版:月額 5,500円〜
・ソフトウェア版:99,000円(1サーバー・無制限ユーザー・初年度メンテナンス(1年)付属)
※その他、さまざまな料金プランが用意されているため、詳しくは問い合わせをおすすめします。

NOREN

NORENはさまざまなWebサイトの新規制作・連携・統合などが実現できるCMSです。ブログを単体のWebサイトとして開設するより、コーポレートサイトやブランドサイトの一機能として運用したい場合に向いています。導入費用が高額なため、規模の大きなWebサイトや、ブログ運用にまとまった予算を確保できる企業に適しています。

【料金の一例】
・Webサイトのページ数・ドメイン数などを限定したスモールスタートプラン:1,000万円~(CMSライセンス料、初年度保守費、Web制作費、プロジェクト管理費を含む)

はてなブログMedia

はてなブログMediaは、オウンドメディア専用のCMSです。マニュアルなしで使えるほど操作性がシンプルである点、さまざまなコンテンツの特性に合ったデザインテンプレートが用意されている点などから、初心者のブログ開設にも適したCMSといえます。ブログサービス「はてなブログ」と運営元が同じであり、希望すればブログコンテンツの企画・編集支援サービスを受けることもできます。

【料金体系】
・利用には初期導入費用と月額の利用料が必要(サービス範囲ごとに複数の料金プランがあるため問い合わせが必要)。2週間の無料トライアルがあり、トライアル終了後に有料契約をすればトライアル期間に作成したWebページはそのまま公開が可能。

ブログ開設を依頼・外注する費用を抑えるポイント

ブログ開設を依頼・外注する費用を抑えるポイントでは、ブログ開設を外部へ依頼する場合、費用を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?主なポイントを紹介します。

複数の外注先の見積もりを比較する

ブログ開設の外注先として、Web制作会社や個人のWebデザイナーなどが挙げられます。どの会社・個人へ依頼するか決める前に、それぞれに料金の見積もりを出してもらい、比較を行うと良いでしょう。
このとき可能であれば、ブログのデザイン(CMSの種類、テンプレート使用の有無など)や納期などの条件をできるだけそろえて見積もりを出してもらいましょう。一般に、制作会社より個人へ依頼する方が料金は安いケースが多いものの、ブログ開設までの期間は長い傾向にあるため、同条件で見積もりを出してもらえばシンプルに料金比較ができます。

レンタルサーバーの割引やキャンペーンを活用する

レンタルサーバー会社によっては、割引やキャンペーン、お得なパックなどが用意されているケースがあります。期間限定で提供されていることも多いため、複数のレンタルサーバー会社の情報をチェックしてみると良いでしょう。
レンタルサーバーの割引やキャンペーンがあれば活用したい旨を依頼先へ伝えておき、運よくブログを開設したい時期に適用されるものがあれば、費用の軽減につながります。

クラウドソーシングを利用する

ブログ開設費用を抑えたい場合、クラウドソーシングを利用することも効果的です。クラウドソーシングとは「仕事を依頼したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービス」のことで、ブログ開設スキルを持った個人が多数登録しているサービスを選べば、希望する予算・納期に合わせて適した人材へ依頼することができます。

Web制作会社や個人のWebデザイナーより安価に依頼できるケースも多いため、活用してみると良いでしょう。

登録・案件掲載は無料!ブログ開設をスピーディーに依頼できる「クラウドワークス」

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クオリティの高いブログを低コストで開設したい際におすすめのクラウドソーシングサービスが、日本最大級の「クラウドワークス」です。
ブログ開設に関するスペシャリスト(Webデザイナー・プログラマー・エンジニアなど)が数多く登録しており、CMSに詳しい人材、プラグインの導入やWebページのカスタマイズを得意とする人材などをすぐに探すことができます。

ブログ開設を依頼できるワーカー一覧を確認する

また、ブログの開設だけでなく、運用面の発注も可能です。ブログ記事の執筆やWordPressのアップデート、アフィリエイト・SEO関連の作業などを部分的に任せることもでき、ブログの開設から運用・管理までをまとめて依頼することも可能です。
クラウドワークスへの登録料や発注手数料などは発生しないため、他の事業者に外注するより料金を抑えて発注でき、小規模の企業ブログ・個人ブログなど少額の発注にも対応しています。

(※)クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのこと

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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