(本記事は、他サービスで記事投稿後、サービス終了に伴って保存のために転載したものになります。)
日々クラウドソーシングやクラウドワークスの説明を知らない方々に解説しているのですが、
クラウドワークスのサービス説明をする時に良く引き合いに出すのが「ヤフオク」です。
「ヤフオク」は、皆さまも良く御存知の通り、個人の余ってるモノを売買するサービスです。
スマホ時代にフォーカスされた「メルカリ」なども急速に伸びているようですが、
いずれも個人の余ってるモノを見える化してマッチングするのが基本的な仕組みです。
ヤフオク : 個人が所有する「モノ」を売買
↓
クラウドワークス : 個人が所有する「スキル」を売買
といった流れで、個人の色々な資産を売買するようになっているんですよ、説明しています。
例えば、
「明日1日だったらデザインする余裕がある」
「子供が眠ったこの2時間だけ仕事できる」
といった個人のスキルと空き時間を見える化して、
企業や個人がダイレクトにアクセスできる世の中の実現を目指しています。
そうすることで、日本中のあるいは世界中の個人の空いたリソースを有効活用できる、
というのがクラウドワークスの考え方です。
また、インターネットにある程度詳しい学生相手などにはこれに加えて、
「AirBnB」と「Uber」の話をします。
「AirBnB」は、言わずと知れた急成長中のメガベンチャーで、
個人の「部屋」を一泊単位で世界中の誰かに貸すサービス。
2013年には年間600万泊を超えたそうです。
※参考記事 : Airbnbは、なぜ旅人に受け入れられたのか
「Uber」は、最近日本に上陸したことでも話題のベンチャーで、
アメリカでのビジネスモデルは個人の「車」を世界中の誰かにタクシーとして貸せるサービス
※日本で提供されているのは一部のサービスでしか無く、
個人の車をタクシーにしてしまうという一番破壊的な「UberX」は日本では提供されていません。
以下が詳しいです。
参考記事 : Uberの本質は高級車ではなく、低価格タクシー(uberX)にある
こちらの文脈で説明をすると、
AirBnB : 個人の「部屋」の空き枠を売買
Uber : 個人の「車」の空き枠を売買
↓
クラウドワークス : 個人の「スキル」の空き枠を売買
という流れになります。
これはインターネット業界では「シェアリングエコノミー」などと言われていて一つのトレンドになっています。
NHKでも特集されています。
※参考記事 : 米で広がるシェアリング・エコノミー
いずれにせよ、国や企業に囚われず個人が持つあらゆる資産が見える化する時代であり、
そのような背景の中でクラウドワークスが伸びている、という話を常々しています。
読者の皆さんが新しいビジネスモデルを考える時には、
「個人のどんな資産が次に見える化するのかな?」
を考えてみると面白いかもしれません。