(本記事は、他サービスで記事投稿後、サービス終了に伴って保存のために転載したものになります。)
クラウドワークスでは、ミッションとして
「21世紀の新しいワークスタイルを提供する」
を掲げていますが、それを直近の具体的な行動に落とし込んだスローガンとしては、
「”働く”を通して人々に笑顔を」
としています。
それに沿って働く際に重要な3原則を、明日話そうと思って整理してみましたのですが、
4月から新しい環境で働く際に参考になるかなと思ってここに書いてみます。
1.仕事を選り好みしない(≒当事者意識)
クラウドワークスでは、アシスタントや秘書という職種が現状存在しません。
掃除やお花への水やりも重要な仕事であり、
また私の日程調整も現状は自分でやっていて良いと思っています。
「雑務」という言葉は無いと思っていて、
全ての業務が「”働く”を通して人々に笑顔を」に繋がっていると思っています。
仕事や職種・役職に貴賎はありません。
だから困っているユーザー、クライアント、そして社員がいれば誰が手伝っても良いと思っています。
前も書きましたが、エンジニアでも時として展示会でブースに立って説明するし、
デザイナーがユーザーサポートをすることもあります。
私もつい先日1時間ほどユーザーサポートをしたこともあります。
一番良くないのは、困っている人がいるのに、
「これは私の仕事では無い」と思って見て見ぬふりをすること。
本当に大きくなればまたマネジメントも変わるかもしれませんが、
現在のうちの会社では全てのことに当事者意識であるという事を大切にしています。
2.他者を尊重する
新卒でも中途でも、皆これまでの人生にプライドを持って入社してきます。
一方で、会社にはそれまで築いてきた文化があります。
それを踏まえてクラウドワークスでよく話しているのは「サッカー日本代表」の話です。
もし仮に日本代表へ招集された時に、
これまでいたチームでの実績「私はこんなに凄かった」を言うことは役に立たず、
その日本代表のフィールドで他者と連携して結果を出せるかどうかだけで信頼関係が決まるでしょう。
そんなイメージで、
「入社時は目の前にいる人との信頼関係や実績は0(ゼロ)であるぐらいに考えて、
他者を尊重して連携して仕事に望んで下さい」
と話しています。
創業メンバーである吉田、野村、佐々木でさえ
この2年で信頼関係がようやく少しづつできてきたかな、ぐらいに感じています。
他者尊重の姿勢として、新卒や年下であっても原則「○○さん」と呼ぶように私は心がけています。
3.ユーザーへの熱意が最も大切
こう書くと当たり前に見えるのですが、仕事においてユーザーへの熱意ではなく、
仕事そのものが目的になっているケースが良くあると思っています。
例えば、最近バズワードのグロースハックにおいて、数値分析をする、ということは非常に重要ですが、データベースにある数値を単に引っ張ってきてこねくり回しても何か判るものではありません。
グロースハックというバズワードの元に、
数値分析すること自体が自己目的化している時があると思っています。
そもそもユーザーの体験の何を改善したいのか?、というユーザーへの熱い思いがあって、
そこから必要な数値を設定して、その数値を計測する仕組みを作らなければいけません。
そういう意味では、
弊社では地頭はもちろんですが、それよりもユーザーへの熱意を一番重視しています。
地頭は最低限必要なラインはあると思っていますが、地頭が多少弱くても
ユーザーへの有り余る想いがあれば最終的にはカバーできると思っています。
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ということで、クラウドワークスでは、
「”働く”を通して人々に笑顔を」というスローガンに基づき、
1.当事者意識を持ってあらゆる業務に取り組み、
2.他者を尊重し、
3.ユーザーへの熱意を持って
仕事をすることを大切にしています。皆さんにも何かの参考になれば幸いです。
それでは、明日から4月1日を迎える新社会人の皆さん、頑張って下さい!